キーピングとスムーザーどっちがいい?似てるけどじつは用途が違う仕上げ剤

補助剤・仕上げ剤

こんにちは、おうちクリーニング(洗濯)研究家のハナです。

アイロンがけは苦手な人が多い家事です。実際、アイロンをかける服を買わないと決めている人もいるのではないでしょうか?そんな不人気な家事NO.1のアイロンがけを手助けしてくれる便利なアイテムが「アイロン用の仕上げ剤(衣類用スプレーのり)」

アイロン用仕上げ剤を使えば、だれでも簡単に衣類を美しく仕上げることができます。

仕上げ剤には「キーピング」と「スムーザー」という2種類の商品があり、似たように見えますが、じつは用途が違います。

本日は、「キーピング」と「スムーザー」を実際に使って違いをわかりやすく解説します。よろしければ最後までお付き合いください。

スポンサーリンク

まずはアイロン表示マークを確認する

アイロン用仕上げ剤とは、アイロンをかける前に衣類に吹きかけるスプレーのことです。仕上げ剤には糊のような成分が含まれており、衣類にハリやコシを与えます。ヨレヨレになった綿のシャツも仕上げ剤を使うとハリよくパリッと仕上がり “できる大人” を手軽に演出してくれるアイテムなのです。

なので、アイロンが使えない素材には使えません。

また、素材によってアイロンの適正温度は違います。仕上げ剤を確かめる前にアイロンをかけていい素材なのか適正温度が何度なのかを洗濯表示マークを見て確かめます。

アイロンに関する洗濯表示マークは以下の通りです。

旧表示マーク新表示マーク素材別適温
アイロン高温picto_530高温(180〜210℃)でアイロン可
綿・麻など
中温picto_520中温(140〜160℃)でアイロン可
ウールなど
低温picto_510低温(80〜120℃)でスチームなしでアイロン可
シルク・トリアセテートなどなど
当て布アイロン当て布必須
※アイロンの中の「高・中・低」は温度の上限新表示マークには当て布に関する記号はありませんが、
注意書きとして文字で書いています。
アイロン不可アイロン禁止アイロン不可

 

キーピングとスムーザーの成分は同じ?

アイロン2

アイロン用仕上げ剤としてよく知られている「キーピング」と「スムーザー」は同じ花王の商品です。厳密にいえば「スムーザー」もキーピングシリーズのひとつで、キーピングの中にスムーザーという種類があります。

なぜ似たような商品が共存しているのかといえば、じつは用途が違うからです。

どちらを使えばいいの?と、疑問に思ってことがあるのではないでしょうか?両者の違いを挙げてみますね。

【スムーザー】【キーピング】
プロピレングリコール(安定化剤)耐熱性ポリマー(賦形剤)
水溶性ポリマー(賦形剤)プロピレングリコール(安定化剤)
耐熱性ポリマー(賦形剤)水溶性ポリマー(賦形剤)
シリコーン(平滑剤)シリコーン(平滑剤)
防腐剤防腐剤
香料香料

じつは、入っている成分はまったく同じなのです。だけど配分がちがうんです。

基本的に成分の配合量が降順で表記されるので、キーピングの方が耐熱性ポリマーの含有量が多いと思われます。

この「耐熱性ポリマー」とは何か?というと、主成分は「でんぶん」で、「洗濯のり」の役割を担っている成分なのです。

成分を見るとキーピングの方が「洗濯のり」としての役割が強く、衣類をシャキッとハリよく仕上げるものだというのがわかります。

百聞は一見に如かず! 実際に確かめてみましょう。

スポンサーリンク

キーピングとスムーザーの違いを確かめてみた

麻のシャツに20cmほど離した状態で「キーピング」と「スムーザー」をそれぞれ8回スプレーして、アイロンを20秒かけました。

まずはキーピングの結果から

キーピングの仕上がり

まずはキーピングの仕上がりを見てきます。大きなシワはしっかり取れていますが、細かいシワが若干残りました。

スムーザーの仕上がり


次はスムーザーの仕上がりです。

大きなシワはもちろん、細かいシワもしっかり伸びています。スムーザーの方がキーピングより素早くシワが取れました。

スムーザーのほうが素早くシワが伸びる

今度は袖よりも広い後ろ見頃で20秒ずつアイロンをかけてみました。

仕上げ剤8

スムーザーのほうが小じわがよく取れているのがおわかりいただけるでしょうか?

スムーザーは簡単にシワがのびて、パリッというよりもしなやかでやわらかい仕上がり、キーピングはシワを伸ばすには少し時間がかかりますが、パリッとハリのある仕上がりになっています。

スポンサーリンク

アイロン初心者さんにはスムーザーが使いやすい

綿のシャツやシーツなどシャキッとハリよく仕上げたい場合は「キーピング」

初心者さんやアイロンが苦手は方にはシワが簡単に伸びる「スムーザー」が使いやすいです。また、柔らかく仕上げたいブラウスやニットなどは「スムーザー」がおすすめ。

ニットブラウスシャツシーツガーゼ
キーピング
スムーザー

どんな衣類にアイロンをかけることが多いかで仕上げ剤を選んでみてください。満足度が変わってきますよ。

アイロン用仕上げ剤はだれでも簡単にシワを伸ばすことができる以外にも、衣類の表面をのり剤でコーティングするので、汗じみや黄ばみもできにくくなります。汗をかきやすい夏場の衣類におすすめです。

アイロンがむずかしいなと感じている方はぜひ使ってみてくださいね。

本日は以上です。

あなたの楽しい洗濯ライフのお役に立てれば幸いです。最後までお読み頂き、ありがとうございます。

コメント

  1. 匿名 より:

    素晴らしい研究&記事だと思います( ≧∀≦)ノとても参考になりました♪

    • ハナ より:

      匿名さん、ありがとうございます。
      そういっていただけると、頑張った甲斐があったなと思います(^?^)

  2. 佐藤修 より:

    とてもわかりやすかったです。大変参考になりました(^^♪

    • ハナ より:

      佐藤修さま、コメントありがとうございます。
      わかりやすくを目標にしているので、嬉しいです。励みになりますm(_ _)m

  3. u子 より:

    スムーザーは、洗剤で、キーピングは、のりみたいな感じですね。

  4. Kino より:

    よく分かりました。両方買った方が良いのか迷っていたので助かりました。ありがとうございました♪

タイトルとURLをコピーしました