こんにちは!おうちクリーニング研究家のハナです。
先日、久しぶりに洋服を購入しましたら、洗濯絵表示が新表示に変わってました。(※2016年12月に変更になりました)
見慣れるまでは、戸惑う人も多いと思います。
新表示と旧表示の絵表示をまとめて図にしましたので、よろしければご活用下さい(^^)
本日は、アイロンについてあれこれ書いていきますので、最後までお付き合い頂けると幸いです。
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アイロンに関する洗濯絵表
アイロンに関する洗濯絵表示は以下の通りです。
![]() | ![]() | 高温(180〜210℃)でアイロン可 綿・麻など |
![]() | ![]() | 中温(140〜160℃)でアイロン可 ウールなど |
![]() | ![]() | 低温(80〜120℃)でスチームなしでアイロン可 シルク・トリアセテートなどなど |
![]() | 当て布必須 ※アイロンの中の「高・中・低」は温度の上限 | |
![]() | ![]() | アイロン不可 |
アイロン台の選び方
アイロン効率を上げるために注目したいポイントとして、実はアイロン本体よりもアイロン台が重要だと思っています。
大きく分けまして、アイロン台にはスタンド型と卓上型があります。
それぞれのメリットとデメリットを書いてみます。
スタンド型
【メリット】
・高さが変えられるので、自分の身長に合った位置に調整可能。
・立った状態でアイロン台を腰よりも低い位置に設定すると、効率よく力を加えることができるので、非常に楽。
【デメリット】
・大きいので、畳んでも場所をとる。
・価格が高い。
卓上型
【メリット】
・どこでも自由に持ち運びができて、好きな場所でアイロンがかけられる。
・コンパクトで場所を取らない。
・価格が安い。
【デメリット】
・床に座っての作業になるので、長時間の作業になると疲れれる。
・力を加えにくい。
舟形と人体型
人の形を模ったアイロン台があり、一見するとシャツなどのアイロンがけに便利そうですが、よほどピッタリ肩のサイズ・厚みに合ったものでないと、かえって調整が難しいので、私はあえて人体型を選ぶ必要はないと思っています。
シャツ以外のアイロンがけには不向きですし・・
スタンド式と卓上式どっちがいい?
出しっぱなしにできるスペースがあるならスタンド式のほうがずっと楽ですし、綺麗に仕上げられます。
価格は高いですが、力を効率的に使えるため、しっかりプレスすることができます。その分、アイロンは安くて軽いタイプでも充分な効力が得られます。
ただ、使うたびにアイロン台を出す生活スタイルの場合は、スタンド式は重くて場所をとるので、現実的ではありません。
どちらのほうが効率的か、ご自身の生活スタイルにあったものを選ぶようにしてくださいね。
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アイロン
コードレスとコードあり、あなたはどちらを選びますか?
コードが邪魔にならずに便利だ、という理由から、世の中の主流はコードレスになっています。(価格を高く設定できるという大人の事情もあるかもしれません)
だけど、本当にコードがない方が使いやすいのでしょうか?
意外と使いにくい面もあったりします。
私は以前、コードレスを使っていましたが、買い替えの際にコードがあるタイプに変更しました。
コードがあるものは、私のアイロンがけのスタイルに非常に合っていて、買い替えてから今のところは、とても快適に使えています。
コードレスとコードありのメリットとデメリットをそれぞれ挙げてみますので、新規購入や買い替えの際の参考にして頂けると幸いです。
コードレス
【メリット】
・アイロンをかける際、コードが邪魔にならない。
・市場ではコードレスが主流なので、購入の際に選択肢が多い。
【デメリット】
・使っている最中、すぐに温度が低下してしまい、温め直すためのウェイトタイムが必要。
・常に充電スタンドを置くスペースを確保しないといけない。
・購入価格が高め。
コードあり
【メリット】
・常に通電しているので、温度が下がらない(シーツなどの大物も一気にアイロンがかけられる)。
・大量のスチームが使用可能。
・価格が安く、上位機種でも1万円以下で手に入る。
・充電スタンドがないので、コンパクトに使える。
【デメリット】
・アイロンをかけるときにコードが邪魔。
・購入の際に選択肢が少ない(店頭に置いていないことも多い)。
コードレスとコードありどっちがいい?
それほどおおきくないシャツなどをマメにアイロンがけする人は、コードレスでもストレスを感じることなく使えると思います。
逆に、週末にまとめてアイロンをかける人や、シーツなどの大物にアイロンをかけることが多い!という人は、コードありの方が断然効率が良いです。とにかく手早くアイロンをかけたい人もコードありがオススメです。
あなたのライフスタイルに合うのはどちらのアイロンでしたか?
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キーピングとスムーザーは何が違う?
あなたはアイロンをかける時、仕上げ剤を使いますか?
私はシャツとシーツはのりをきかせてパリッパリにしたいので、必ず洗濯のり(キーピング)を使います。
アイロン用シワとり剤として、同じような用途の「スムーザー」があります。
どちらを使えばいいの?と、疑問に思われている方もいらっしゃるかもしれないので、両者の違いを挙げてみますね。
成分は以下の通りです。
【スムーザー】 | 【キーピング】 |
水 | 水 |
プロピレングリコール(安定化剤) | 耐熱性ポリマー(賦形剤) |
水溶性ポリマー(賦形剤) | プロピレングリコール(安定化剤) |
耐熱性ポリマー(賦形剤) | 水溶性ポリマー(賦形剤) |
シリコーン(平滑剤) | シリコーン(平滑剤) |
防腐剤 | 防腐剤 |
香料 | 香料 |
なんと、入っている成分はまったく同じです。違うのは配分だけですね!!
基本的に成分の配合量が降順で表記されるので、キーピングの方が耐熱性ポリマーの含有量が多いと思われます。
この「耐熱性ポリマー」とは何か?というと、主成分は「でんぶん」です。「のり」の役割を担っている成分ですね。
「洗濯のり」とは、濃度が違うだけで、基本的には工作などで使う「水のり」と同じです。昔はでんぷんで作っていました。
なので、キーピングの方が、パリッと仕上がるように思います。
百聞は一見に如かず! 実際に確かめてみましょう♪
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キーピング vs. スムーザー
麻のシャツに20cmほど離した状態で8回スプレーして、アイロンを5往復させてみました。
まずはキーピングから・・
↓
おおむねキレイにプレスされています。
次はスムーサーです。
↓
こちらもキレイにプレスされています。
若干ですが、スムーザーの方がキーピングよりも早くシワが取れた気がします。
後身ごろの広い面で、同じように試してみました。
スムーザーの方が小じわが取れていますね。
質感はキーピングの方がハリが出て、しっかりとしています。スムーザーの方はパリっというよりも、しなやかな印象です。
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アイロン用仕上げ剤まとめ
それほど大きな差は現れませんでしたが、素早く綺麗に仕上げたいならアイロン用シワとり剤のスムーザー。
シャツなどパリッと仕上げたい場合や、少しくたびれた衣類にハリを蘇らせたい場合は、キーピングが優勢。
使い分けてもいいですが、どちらか1つに絞るならスムーサーがオールマイティでオススメです。
本日は以上です。
あなたの楽しい洗濯ライフのお役に立てれば幸いです。最後までお読み頂き、ありがとうございます。
当ブログに質問やリクエストのある方は、コメント欄やメールフォームにて、気軽にお問合せ下さい(^^)わかる範囲で答えていきたいと思っております。
また、寄せられた質問等は当ブログで紹介させて頂くこともあります。予めご了承願いますm(_ _)m
では、また次回お会い致しましょう。
コメント
素晴らしい研究&記事だと思います( ≧∀≦)ノとても参考になりました♪
匿名さん、ありがとうございます。
そういっていただけると、頑張った甲斐があったなと思います(^?^)
とてもわかりやすかったです。大変参考になりました(^^♪
佐藤修さま、コメントありがとうございます。
わかりやすくを目標にしているので、嬉しいです。励みになりますm(_ _)m
スムーザーは、洗剤で、キーピングは、のりみたいな感じですね。
よく分かりました。両方買った方が良いのか迷っていたので助かりました。ありがとうございました♪