こんばんは、ハナです。
お気に入りのホコモモラのコートです。
ファーがついた衣類はファーがフワフワでないと綺麗に見えません。
今回はそんなリアルファーを自宅で洗ってフワフワに仕上げる方法を公開します!
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目次
リアルファーの洗濯実験
ファーの特徴
今回の実験対象はコートのフード部分のリアルファーです。
素材はタヌキ。
基本的にはリアルファーの洗濯表示は
水洗い不可!ドライ洗濯不可!とにかく不可!
一般家庭ではどうにもできない表示となっております。
ホームクリーニングは自己責任でお願いします。
ファーの特徴を調べてみると保温力・耐水性・通気性に優れているとあります。
耐水性に優れているなら、多少水に浸けても大丈夫ということです。
ただ、リアルファーは表面の太い毛の根元に、ものすごく細くて短い毛がビッシリ密集して生えています。
この極細の毛が少しの摩擦でも絡まって団子状になったり切れたりしやすいので水洗い不可となるのです。
高価なものほど、この極細の毛が密集しているので、自宅で洗濯するのは比較的安価なマフラーなどの小物だけにしたほうがいいでしょう。
人間用の髪を洗うシャンプーはリアルファーにも最適!
ファー部分は本体から取り外せるタイプだったら取り外します。コートとは別にファーのみで洗濯した方が仕上がりが綺麗です。
洗剤として使用するのは普通の洗濯用の洗剤ではなく、人間用のシャンプーとコンディショナーです。
普通の洗剤を使うより、滑りが良いので私は摩擦が少ないほうがよいと判断したときに人間用のシャンプーを使います。
おしゃれ着用洗剤がない場合、ウールのセーターなどもシャンプーとコンディショナーで洗えます。
汚れ落ちも良いですし、型崩れもしにくいです。
一度お試しください。
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洗濯実験開始
人肌程度のぬるま湯にシャンプーを溶かし泡立てた中にファーを入れ、優しく洗っていきます。
ファーを水の中でゆっくりユラユラ揺らす感じで洗います。
洗い終わったらタオルドライ(タオルにはさんで押さえる)
水にぬれた猫のようにシオシオになってしまいますが、大丈夫です。
濡れた状態であまり触らないようにしてください。
再びぬるま湯にくぐらせます。たっぷりのぬるま湯ですすぎ(お湯の中をゆっくり泳がせる感じ)
↓
タオルドライ
↓
コンディショナーを溶いたぬるま湯に2〜3分漬けて
↓
洗濯ネットに入れて洗濯機で脱水(タイマーは1分)
↓
ドライヤーでかくる水気を飛ばします
↓
ハンガーにタオルを巻いたものにかけて陰干しします
↓
完全に乾いたら洋服用のブラシでブラッシング
(※ダウンジャケットのダウンは
乾いてない状態で触ると 切れやすいのでファーも同様に。)
↓
完了です。
ふわふわです。
おどろくほどボリュームUPして、よい香りがします!
手触りも格段に良くなりました。
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洗う以外のお手入れ方法
今回の実験は成功でしたが、リアルファーの洗濯にはリスクが伴います。
やはり高価なものはプロにお任せした方が無難です。
そこで、普段の簡単なお手入れ方法をご紹介します。
蒸気で除菌&ボリュームUP
方法は簡単!
アイロンを浮かせた状態でファーにスチームショットを手早く浴びせます。
あとは乱暴にファーを振り回せばフワフワ状態になるんです!!
スチームアイロンがない場合は鍋にお湯を沸かして湯気に炙ります。
あとはアイロンと同じでファーを振り捌けば出来上がり。
※決して、アイロンを直接ファーにつけてはいけません!!
こちらは処置前。
毛並みが寝てしまってボリュームがなくなっています。
これに蒸気を当てると表面に湯気を含む事で、潰れた毛が立ち上がるので
フワッフワになります。
除菌効果もあるのでオススメです。
ボリュームアップしました。
良く乾いたあとで、洋服用のブラシをお持ちなら、毛並みを整えるとよりGoodです
※フェイクファーの場合は蒸気に当てると溶けちゃうので絶対にしないでくださいね。
実は、私はファイクファーを蒸気にかけてダメにしたことがあります。表面が溶けてそれはもう無残な状態になります・・・ご注意ください
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ブラッシング
やはり、洗濯を繰り返すのはリアルファーには負担が大きいと思います。
普段のお手入れはブラッシングがオススメです。
その場合、ブラシの毛は天然のもの選んでください。
天然毛(馬毛・豚毛)はホコリ取るだけではなく静電気除去にもなるので、ブラシをするだけでふわふわ感がアップします。
ブラッシングのコツは、こするのではなく表面を払う感じで手早く行いましょう。
フラッシングの方向は、ファーの場合、最初毛先に逆らって、仕上げは毛先に沿ってです。
静電除去 洋服ブラシ ミディアムサイズ
私が愛用しているのはKENTの静電気除去ブラシです。
白馬毛を使用して作られたブラシで、カシミヤやウールなどの高級素材が出す風合いを長く美しく保つために、ハイテクノロジー素材と静電気除去繊維を混毛しています。ブラッシングするとカシミヤやウールの埃や花粉をよく落とします。
普段の手入れはこのブラシだけで十分だと思います!
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まとめ
意外と簡単に見違えるようにキレイにふわふわになるリアルファー!
摩擦をいかに少なくするかが成功への最大のコツです。
意外と汗を吸って、汚れたり毛が寝てしまったりしているものです。
シーズン中は月1回くらいは洗いたいですね。
ただ、やはりデリケートな素材です。
水にぬれた毛は非常にもろくなっていたようで、毛の状態を確かめようとしてつまんだ時にすぐに切れてしまいました。
とにかく優しく優しくがコツだと思います。
冬でもマフラーをした首元は汗をかきやすく、マフラーも汚れがちです。
まずは、ダメになっても惜しくないものから洗ってみてください。
コツさえつかめば簡単です。
※リアルファーは動物の命を犠牲にして作られたものです。
絶対に買うなとはいいませんが、使い捨てにしたりせずに大切に大切に使いたいなと思っています。
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コメント
はじめまして!
ファーを洗うときに使われた、シャンプーとリンスの銘柄を、差し支えなければ教えていただけませんか?
手持ちのファーティペットのお手入れをしたいのですが、いつも使っているノンシリコンシャンプーでもだいじょうぶか気になりまして;
よろしくおねがいします!
いちごさん、こんにちは!!
コメントをいただき、ありがとうございます。お返事が遅れてしまって本当にすいません。
我が家で私用したのはたしかTUBAKIだったと思います。洗濯に使う場合は、アモジメチコン(ジメチコン)という成分が入ったものをご使用ください。これは残念ながらシリコンの一種です、ノンシリコンシャンプーでは洗えません。どうかノンシリコン以外のシャンプーとリンスをお試しくださいm(_ _)m
ファーを手洗いしてみました。
キレイに蘇りました。
ありがとうございます!
ワードプレスでブログ作るのって初心者には
難しいですか?
メグさん、こんにちは!コメントいただき、ありがとうございます。
ファーが綺麗に洗えてよかったです(*´ω`*)
洗うとやっぱり気持ちいいですよね♪
ワードプレスは構築は少し大変です。でも作ってしまえば無料ブログと変わりなくつかえるので、それほど難しくはありませんよ?♪
ぜひチャレンジしてみてください(*´▽`*)