レーヨンを自宅で洗うための洗濯法【改訂版】

※2016年に書いたレーヨンの洗い方を再度検証をし、大幅に加筆しました。

こんにちは、ハナです。

洗うのに一番気を遣う素材は何か?と問われたらシルクでもウールでもなく、私はレーヨンと答えます。

レーヨン100%の場合は洗濯絵表示は

旧表示 新表示
水洗い不可

「水洗い不可」

または

新表示 旧表示

「手洗い可」

 

水洗い不可、もしくは手洗い表示になっていて、洗濯機では洗えない仕様になっているものが殆どです。

それは、レーヨンが非常に縮みやすいデリケートな素材だからなんです・・・

基本的にはクリーニングに出すのが正解だとは思いますが、最近はプチプラ衣料でもレーヨン素材が増えてきました。毎回クリーニングに出すのがもったいないと感じる場合もあるでしょう。

絶対に洗えないということはありません。
私はもう何枚も洗ってきましたが、ここ何年かは失敗知らずです。少しコツをマスターしたら洗えます!

本日は、そんなレーヨンの安全な洗い方です。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

 

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レーヨンとは

シルクに似せて作られた人工繊維で、なんと人工の素材としては最古の歴史を持っています。

19世紀の終わりに高価なシルクの代わりとしてセルロースで作られたのが始まりです。
セルロースは非常に燃えやすく、衣服への燃え移りにより何人もの焼死者をだし長い間製造禁止とされていました。

日本では20世紀の初めに木材パルプを原料として作られるようになり
以前のように燃えやすいということはなくなりましたが、非常に水に弱い素材となっています。

 

レーヨンの特徴

シルクに似た光沢と手触りを持っている美しい素材です。
レーヨンは人工繊維ではありますが、天然素材を使っているために吸湿性、放湿性にすぐれ夏でもサラリと着ることができます。そのためレーヨンを使ったアロハシャツは非常に人気があります。

コットンよりも吸湿性に優れている反面、水を十分に吸水してしまうと繊維が膨張して縮みやすい性質を持っています。
そのため、レーヨンは水洗い禁止となっていることが多いのです。

クリーニングに出しても一部のクリーニング店以外ではドライクリーニングのみに対応というところがほとんどです。
残念ながら油性の液剤で洗うドライクリーニングでは水性の汗は落とせません。たくさん汗をかいてしまったという場合は思い切って自宅で洗うというのも有りかと思います。

まず、失敗しても惜しくない着古したものから初めてみてください。

 

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レーヨンを洗うための洗剤

レーヨンは十分に水を吸収すると縮んでしまいます。縮む前に数分で水から出す必要があります。
おしゃれ用洗剤は洗浄力が弱いため、数分で衣類の汚れを取るのは難しいのではないかと思います。

ほとんど汚れていないレーヨンを洗う場合は、おしゃれ着用洗剤でも良いと思います

大事な衣類を洗う場合は、ドライクリーニング用洗剤のハイベックがオススメです。
ハイベックは洗浄力が強いので、汚れが繊維の中まで染み込みやすいウールなどでも5分ほどで洗浄できます。

大きめのドラッグストアなどでも購入できますが、私が知る限りではamazonさんが最安値です。
安くはない洗剤ですが、スーツやコートも綺麗に洗う事が出来るので活用すればコスパはかなり良いと思います。
今までクリーニングに出していたものを家で洗ってみたいと思う人には、特にオススメです。

ハイベックを使いだしてからウールもレーヨンも一度も失敗した事はありません!
初心者さんでも、安心して使える洗剤だと思います。

 

洗濯開始

縮ませないためのスピード洗濯法

容器に水をはり、そこへハイベックを溶かし入れてハイベック液を作ります。
洗う衣料をハイベック液に入れ、約1~2分衣類をゆするようにしながら全体に液をいきわたらせます。

長くとも2分以内にハイベック液から取り出し、洗濯機で1分脱水します。

たっぷりの水で素早く(約30秒ほど)すすぎ、洗濯機で脱水します。
脱水時間は回転が高速になってから30秒ほどでOKです。

レーヨンは水を吸ってで縮む前に水から出すのが最大のポイントです。スピード命です!!
柔軟剤は使いません。

洗い終わったら、ハンガーにかけて陰干しします。
干しあがったレーヨンは少しごわごわした感じもありますが、アイロンをかけると繊維が伸びてサラリとした風合いを取り戻そます。
アイロン表示はレーヨンの場合、ほとんどが中温当て布必須のマークになっているかと思います。

当て布アイロン

アイロン温度は絵表示に従ってください。

 

縮み方比較

レーヨンがどれほど縮みやすいかみてみましょう・・・

素材感の違うレーヨン100%の布を2種類使って検証します。

使用する洗剤と洗い方は以下の通りです。

● 弱アルカリ性の洗剤を使て洗濯機洗い
● 中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を使って手洗い
● ハイベックを使って手洗い

 

●弱アルカリ性の洗剤を使て洗濯機を利用した場合

もう確実に縮みます!!やはりレーヨン100%の衣類は洗濯機では洗わない方が無難です。

 

● 中性洗剤(おしゃれ着用洗剤)を使って手洗い

多少の縮みはありましたが、許容範囲だと思います。

おしゃれ着用洗剤を使って10分ほど浸けおきして洗ったのですが、おそらくそんな短時間では、軽くかいた汗くらいしか洗い流せないと思います。中性洗剤は衣類には優しいですが、汚れ落としは期待できません。

ただ、軽い水性の汚れだけなら有効だと思います。

 

● ハイベックを使って手洗い

ハイベック液に2分ほど浸け置きして洗いました。ハイベックは洗浄力が非常に強いので短時間でも水性、油性どちらの汚れを落とすことができます。

やはりレーヨンにはハイベックが最適だと思います。

もしくは、ウールのようにシャンプーとリンスで洗うのも有効かと思います。シャンプーは洗浄力が強く、繊維にやさしいので、天然素材やそれに類似した衣類の洗濯に向いています。

おしゃれ着用洗剤とハイベックの洗浄力の違いは以下の記事を参考にしてください。

 

それでも縮んでしまった場合

アイロンを利用する

アイロンをひっぱりながらかけることで多少の縮みを修正することは可能です。
衣類の片方を大きめの洗濯バサミなどでアイロン台に固定して、片方を破れない程度に強くひっぱりつつアイロンをかけます。
レーヨンの縮みは繊維のヨレによるものなので、それを伸ばすことが出来れば多少の修正は可能です。

 

ヘアリンスを使用する

シリコン入りのヘアリンス(またはコンディショナー)でも繊維のヨレを伸ばすことができます。

ただ、流行りのノンシリコンでは意味がありません。

シリコン成分で繊維をコーティングすることでヨレてしまった繊維をまっすぐにします。

水を張った容器にリンスを6~8プッシュほど入れよく溶かします。

そこへ縮んだレーヨン素材を漬け込みます。ここでは30分ほど漬け込みます。
長く水に浸けるのでリスクはありますが、すでに縮んでしまっている場合の方法なので、ダメ元で!!という気持ちでトライしてみてください(^^;)

※どちらの方法も修正出来るのは1cm程度です。
出来るだけ縮ませないというのが大切です。洗濯は出来る限り素早く行ってください。

感想

以前、リサイクルショップで仕入れたレーヨン100%のワンピースは、、見つけた時はごわごわと固く、とても美品とは程遠いものでした。
ただ、その分格安で仕入れられました。(2016年当時アパレル系のせどりをしていました)

「リンスに浸ける」という裏技を試してみたくて購入。
正直あまり期待はしてなかったのですが、実際リンスに漬け込んでみると柔らかでしなやかな質感が戻り、見違えるようになっりとてもうれしかったです。

もし、大切なレーヨンの衣類をうっかり洗濯機で洗ってしまった場合は試してみてください。

 

スーツの絵表示

ワンピースは水洗い厳禁の表示でしたが、ハイベックならドライマークが可能なら洗えます!
ハイベックを使って失敗したことはありませんが、やはりレーヨンは難しい素材です。

ダメになっても悔いなし!というものからは初めてみてください。

自宅で洗う自信のない人は難しい素材を避けて購入するということも大切です。

本日は以上です。

どなたかの楽しい洗濯ライフのお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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