こんにちは、ハナです。
冬物衣類の困りことといえば毛玉ですよね。
気がつくと靴下にびっしり毛玉。
不意に靴を脱ぐ場面になって慌てることも多々あります。
毛玉予備軍があるだけで衣類はくすんで輝きを失います。
本日は忙しい人でも素早く、しかも簡単に毛玉が取れる方法とはどなんなものか、5種類のグッズを使って検証していきたいと思います。
▼2022年版の毛玉取り器のレビュー記事はこちら▼
もう着れないと思っていた毛玉だらけの衣類が新品同様によみがれるかもしれません。
よろしければ最後までお付き合いください。
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毛玉とは何か?
生地の繊維が摩擦により絡みつき球状の塊になったものをいいます。
洗濯によるダメージ、着用時のこすれによるダメージ、バッグ等とこすれ合うことによっておこるダメージなどが原因です。
最も毛玉ができやすい素材は、アクリルやポリエステルなどの合成繊維。
ウールやカシミヤも毛玉はできやすいのですが、繊維が合成繊維ほど強くないので、毛玉が生成されても自然に剥離します。(図4段階)
合成繊維は天然繊維の弱い部分を補う形で作られた繊維なので非常に強く、毛玉がデキても剥離しません。
毛玉が目立つのはウールではなく、じつはアクリルやポリエステルといった合成繊維なんです。
できてしまった毛玉は「毛玉取り器」で取ればいいと簡単に思ってしまいますよね。
いろんな「毛玉取り器」や方法がありますが、そのどれも繊維を断ち切り毛玉を除去することにないります。
やり過ぎると衣類に多大なるダメージを与えることになるので、できるるだけ毛玉を作らいように気を付けることも大切です。
毛玉ができやすい素材の衣類を着る時は金具のついたバッグなどを避けたり、洗濯するときは洗濯ネットを使ったり、できるだけ毛玉ができないようにしましょう。
それをふまえて、世の中に数ある毛玉取りのいろいろと方法を試していきたいと思います。
毛玉取り検証
世の中には色々な毛玉取りの方法が存在します。今回実験してみるのは、スポンジ・カミソリ・毛玉とりブラシ・毛玉取り器(100円グッズ)・毛玉取り器(マックスイズミ製品)です。
アクリル製のマフラー 21×27cmを5分間「毛玉取り器」を当てていきます。
毛玉が取れるスピード、衣類の痛み具合を検証します。
スポンジ
使うのは台所用のスポンジです。堅いスポンジと柔らかいスポンジが2層のなったものの堅い方を使います。
使い方は、簡単。力を入れずに毛玉がある面をなぜるように1方向にスポンジを動かします。
毛玉が気にならなくなるまでの時間は約1分。早いっ
【BEFORE】 | 【AFTER】 |
あっという間に毛玉は目だたくなりましたが、少々毛羽立ちは気になります。
そのまま5分。とてもきれいになりましたが、毛羽立ちが目立ちます。マフラーも色も薄ぼんやりとした感じで、すぐにまた毛玉ができてしまいそう。
毛羽立ちがありますが、目立った目玉はありません。毛玉を取るというよりも解きほぐすって感じですね。
スポンジという身近なもので手軽にという点ではスバラシイ結果ではないかと思います。
力を知れすぎるとダメージがありそうなので、力を入れずに素早くというのがポイントです。
仕上がり | ★★☆☆☆ |
時短 | ★★★★★ |
ダメージ | ★★★☆☆ |
ダイソーの毛玉取りブラシ
毛玉取りブラスとは堅い毛のついた毛玉取り専用のブラシです。
衣類を1方向に力を入れずにブラッシングします。
こちらはダイソーで110円で購入できるブラシ。
110円ですが、ブラシ部分は豚毛の天然毛です。
毛玉が気にならなくなるまでの時間は約2分。これも早いです。
【BEFORE】 | 【AFTER】 |
スポンジと似た仕上がりですが、ブラシの方が毛先の長さもが揃ってきれいです。
アップにしてみると毛羽立ちはありますが、整っているという印象。
毛玉を取りすぎることなくほぐすといった風合いで、ウールなど繊維を痩せさせたくない衣類に向いています。
美しさ:★★★★☆
時間 :★★★★★
痛み :★★★★☆
3,000円のブラシと比べて、ダイソーのブラシは持ち手がプラスチックで持ちにくさはありますが、仕上がりに関しては正直大きな差はありませんでした。
これが110円で買えるのはお買い得。
毛の密集さは3000円のほうがしっかりしているので、耐久性は3000円の毛玉取りブラシのほうがあると思われます。
カミソリ
スポンジの次に身近なものですね。生地を傷めるイメージですがどういう結果になるでしょうか?
【BEFORE】 | 【AFTER】 |
5分かけ続けたましたが、ムラができてしまいました。
もっと時間をかければキレイに取ることができるかもしれませんが、生地に刃を直接当てるので穴をあける可能性の高いです。
それなら、もっと身近で安全なスポンジを使うことをおすすめします。
仕上がり | ★★☆☆☆ |
時短 | ★☆☆☆☆ |
ダメージ | ★☆☆☆☆ |
毛玉取り器(ダイソー商品)
税込110円で電動毛玉取り器が買える時代がやってきたましたよ。
手のひらより小さく持ちやすいサイズ。
単3電池を2本で駆動。電池だとコンビニなどでも簡単に手に入るので旅行など携帯用にいいかもしれません。
【BEFORE】 | 【AFTER】 |
若干ムラができてしまいました。
使えないこともないけど時間がかかるという印象。
取り残しもあります。
毛玉取り器の切り口が小さいく時間がかかるというのもありますが、ガードの部分がペコペコと柔らかくて一定の力で毛玉を取らないと毛足の長さにムラができます。
広範囲だと集中力が続かないので、靴下など小物向きだと思います。
ガードの柔らかさもあってか、強く押し付けると刃が衣類に当たって穴が空きやすくなります。
力の入れすぎにご注意が必要です。
仕上がり | ★★★☆☆ |
時短 | ★★☆☆☆ |
ダメージ | ★★☆☆☆ |
マクセルイズミ (IZUMI) 毛玉取り器
こちらは私が愛用しているマクセルイズミさんの「とるとる」シリーズです。
もともとは工具を製作していた企業なので、刃の切れ味がとてもよいのが特徴です。
毛玉が気にならなくなるまでの時間は1分30秒と早いです。
【BEFORE】 | 【AFTER】 |
しかも仕上がりが美しいです。毛羽立ちもなしで風合いも良いです。
広範囲が満遍なくキレイになりました。
繊維をアップで見ても毛羽立ちのなさがハッキリわかりますね。
仕上がり | ★★★★★ |
時短 | ★★★★☆ |
ダメージ | ★★★☆☆ |
まとめ
スポンジ | ブラシ (ダイソー) |
カミソリ | 毛玉取り (ダイソー) |
毛玉取り器 (イズミ) |
|
仕上がり | ○ | △ | △ | ○ | ◎ |
時短 | ◎ | ◎ | △ | △ | ◎ |
ダメージ | ○ | ◎ | △ | △ | ○ |
コスパ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
マックスイズミ(イズミ)はとても仕上がりが良かったですが、毛玉取り器としては安くはない価格です。どこの家にもあるというものではないので、外出時に突然「毛玉が気になって」という場合はスポンジなどで代用するのも非常に便利です。
素晴らしい仕上がりだったマックスイズミさんの毛玉取り器ではありますが、少々デメリットもございます。
コチラはとれた毛玉です。
やはり、少なからず衣類から繊維を切り取っています。毛玉取りを繰り返すと繊維は痩せてくるということです。
その点ではダイソーの毛玉取りブラシが仕上がりもコスパも良かったです。風合いを大切にしたい衣類にはブラシを使ってみてください。
以下、マックスイズミさんの毛玉取り器のレビューです。興味のある方はもう少しお付き合いください。
スポンサーリンクIZUMI 毛玉取り器 (KC-NW74-C)
AC電源&充電の2way仕様♪
充電が足りなくなったらコンセントにつなげて使用できるので、充電待ちもパワー不足もなく長時間使えます。
毛足を3段階に調節できるので毛足の長い衣料にも使用可能。
このあたりは前機種と変わりなしですね。
今までマックスイズミさんの毛玉取り器をヘビーに使っていたのですが、一度も衣類に穴をあけたこがないというのが最大の利点なのです。
さらにデリケート衣類にも使えるCAREモードが搭載されています。
冬物衣料にはもちろんですが、夏場のUVケア用の薄手の衣料にも使えます。
薄手の衣類は毛玉が小さいので、下手に毛玉取り器をかけると衣類に穴があいてしまったりしますが・・
マックスイズミの毛玉取り器はポケットや縫い目などの段差がある場所も衣類を傷づけることなく美しく仕上がりました。
持ちても前機種よりも持ちやすく、長時間使っても疲れません。
デメリットは部品が多くて分解掃除が少し大変かなってことです。
マックスイズミの毛玉取り器は衣類を傷つけることなく美しく仕上げてくれるすぐれものです。毛玉取り器を探している方は使ってみてはいかがでしょうか
本日は以上です。最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
また来週お会い致しましょう。
▼2022年版の毛玉取り器のレビュー記事はこちら▼
コメント
コスパ重視でいつもスポンジで毛玉取ってます^^
ジェットンさん。お久しぶりです(^^)おしゃれなイメージのjetonさんがスポンジで服を擦っている姿を想像するとちょっと微笑ましいです(^皿^)コメントありがとうございます♪