ドライマーク専用洗剤「pasha basha(パシャバシャ)」を検証!

洗剤

こんにちは!ハナです。

私の洗濯人生を変えたドライクリーニング用洗剤「ハイベック 」を作った株式会社サンワードからハイベックとは違うドライクリーニング用洗剤が2017年に発売されました。

2018年にグッドデザイン賞を受賞した「paha basha(パシャバシャ)」です。

(画像出典:「paha basha(パシャバシャ)」HPより)

同じドライクリーニング用洗剤のハイベック と何が違うのか?

実際に使って検証してみたいと思います。

よろしければ最後までお付き合いください。

 

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pasha basha(パシャバシャ)とは

pasha basha(パシャバシャ)は新しい会社なのか?って思われるかもしれませんが、pasha basha(パシャバシャ)を発売しているサンワードはハイベック をはじめ、ドライクリーニング洗剤を専門に開発して40年ほどになる会社です。

私自身、最も信頼してるドライクリーニング用の洗剤を作っている会社ではあるんですが・・・・

ハイベックは昔からある洗剤だけにパッケージがねぇ・・・昭和なんですよ。

私はもう見慣れてますので、このレトロな雰囲気ただようパッケージも気に入っています。ただ、20代30代の若い方が店頭やネットでこのパッケージをみ見て「欲しい」と思えないかもしれません。

ましてや誰かにプレゼントしようとは思わないですよね(私は数人にプレゼントしましたが)

で、ハイベックの技術をいかしつつ、今の時代に合わせてデザインを一新したのがpasha basha(パシャバシャ)なんです。

このパッケージならランドリールームに出しっ放しでも、可愛いしテンションが上がります。プレゼントにもしても喜ばれそう。

デザインに力を入れてるだけあって、自宅で安全にドライクリーニングができるというコンセプトも込みではありますが、2018年のGOOD DESIGN賞を受賞しており、見た目の可愛さでInstagramを中心にSNSでも話題になっています。


(画像出典:pashabasha(パシャバシャ)公式HPより)

販売側の狙いがバッチリ当たったと言っていいでしょう。

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pashabasha(パシャバシャ)の特徴

pashabasha(パシャバシャ)で、どんなものが洗えるかといえば・・・

洗えるもの

旧マーク 新マーク
ドライ可 picto_620-thumb ドライクリーニング可。
パークロロエチレン又は石油系の溶剤を使用する。
ドライ可2 picto_610-thumb ドライクリーニング可。石油系の溶剤を使用する。
ウェットクリーニング可。クリーニング店で行う特殊な水洗いのマークです。
出来ないクリーニング店もあるので、事前確認が必要です。シームレスダウンなど

このようなドライクリーリングが可能なマークがついたものなら何でも洗えます。

ちなみに私はハイベックでこのようなものを洗ってます。

洗えないもの

旧マーク 新マーク
ドライ不可 picto_600-thumb ドライクリーニング不可。
革やファーなど

ドライクリーニングが不可になってる表示の衣類には使えません。

皮革、毛皮、和服、特殊加工されたものなどです。

落とせる汚れの種類

汚れの種類 水溶性の汚れ 油性の汚れ 不溶性の汚れ
内容 汗、コーヒー、醤油、お茶など 脂肪、皮脂、オイル類、化粧品など 泥汚れ、血液、卵など
ドライクリーニングの場合 ✖️
高級クリーニングのプレミアムドライ洗いなどは可(高価)

ドライクリーニングは油性の溶剤を使うので落とせる

酵素を使わないので落とせない。別途シミ抜きで対応(高価)
pashabasha(パシャバシャ)の場合
水に溶ける溶剤を使っているので対応可

植物系ドライクリーニング溶剤で対応可

蛋白質分解酵素と脂肪分解酵素により対応可

オールマイティに汚れをおとせそうですね。概要をみるとハイベックととてもよく似ています。

ハイベックとのコスト比較

では、ハイベックとコストを比較してみましょう。

ハイベック pashabasha
(パシャバシャ)
液性 弱アルカリ性 弱アルカリ性
成分 界面活性剤【(32%)直鎖アルキルベンゼンスルフォン酸アミン塩、第二級アルコールエトキシレート、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、直鎖アルキルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、植物系溶剤、ノルマルパラフィンポリオキシアルキレングライコール、硫酸ナトリウム、キレート剤、ポリオクチルポリアミノエチルグリシン、蛋白質分解酵素、脂肪分解酵素 界面活性剤【(36%)直鎖アルキルベンゼンスルフォン酸アミン塩、第二級アルコールエトキシレート、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、直鎖アルキルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、アルカノール脂肪酸アミド】植物系溶剤、硫酸ナトリウム、ポリオクチルポリアミノエチルグリシングリセリンポリアクリル酸ソーダ、蛋白質分解酵素、脂肪分解酵素
価格 1100g 3,700円
(アマゾン調べ)
500g 3,500円
(公式ショッピングサイト)
使用量 水30Lにつき10g 水30Lにつき10g
1回のコスパ 約7円
(水30Lの場合)
約33円
(水30Lの場合)

ハイベックのほうが圧倒的にコストパが高いです。この価格の違いが仕上がりにどうでるか、実際に洗って確かめてみたいと思います。

使い方

使い方はとても簡単で、水にpasha basha(パシャバシャ)を溶いて、洗いたい物を5分浸け込んですすぐだけす。

基本的には手洗いになりますが(洗濯機でも使えます)、洗濯機よりも早く、衣類を水に浸けて干すまでの時間は15分もあれば十分です。

pasha basha(パシャバシャ)やハイベックを使うと、手洗いと言っても洗濯機で洗うよりも楽だったりするのですが・・・手洗いを経験したことがない人にとってはハードルは低くないのではないかと思います!!

買っても全部使いきれるのかと心配になりますよね?

セーターなら14円ほど、コートでも30円ほどで洗えるので、最後まで使い切れれば格段に節約に繋がりますのでお得ではありますが、使いき切れなければ高すぎる洗剤です。

ちなみに私は今回pasha basha(パシャバシャ)を買ってはいません。

実は公式HPで会員登録するだけで、サンプルが無料でもらえるんです。(このキャンペーンは終了しています)

必要な個人情報は、名前、住所、電話番号です。

今回はこのサービスを利用しました。

このように洗濯の手引きの冊子とpashabasha(パシャバシャ)1回分が送られてくるので、不安な方は買う前に試してみるのがいいのではないでしょうか?

では実際にpashabasha(パシャバシャ)を使って洗浄力と洗い上がりを確かめたいと思います。

洗い上がり検証!

ハイベックとpasha basha(パシャバシャ)を洗い比べて仕上がりを確かめてみましょう。

今回洗ってみるのは 縮みやすいレーヨン(100%)とウール(100%)

そして汚れを付けた布を洗います。

汚れの種類は9種類

口紅・・・・・油溶性
卵・・・・・・タンパク
醤油・・・・・水溶性
ボールペン・・油溶性
果汁・・・・・色素(ブルーベリー)
ソース・・・・水溶性+消臭(ウスターソース)
ミートソース・色素
カレー・・・・色素+不溶性
ごま油・・・・油溶性+消臭

同じ汚れをつけたものを2枚づつ洗い、その平均値で審査します。

浸け込み時間はハイベック、pasha basha(パシャバシャ)、ともに5分!!

ちなみに、この布は汚れを付けてから2週間が経過しており、とても落としにくい厄介な汚れになっております。

これがたった5分でどこまで落ちるか楽しみです。

ハイベック、pashabasha(パシャバシャ)を水に溶いた液に洗濯物を入れて、5分間さわらずに放置します。

その後、1回すすいて、絞って干しました。

液温は15度です。

検証結果

ハイベック

レーヨンがほんの少し縮みました(アイロンで直せる範囲)

ウールは洗う前よりも目が揃って綺麗なくらいです。縮みや型崩れはまったくなしです。

31P(45P中)

口紅    ★★☆☆☆
卵     ★★★★☆
醤油    ★★★★☆
ボールペン ★★☆☆☆
果汁    ★★☆☆☆
ソース   ★★★★★
ミートソース★★★★☆
カレー   ★★★☆☆
ごま油   ★★★★★

5分浸け込んだだけとは思えない洗い上がりです。

pashabasha(パシャバシャ)

こちらもレーヨンは若干の縮みがあります。

ウールはハイベックよりもさらに綺麗な仕上がりですね。編み目が綺麗に整いました!!

31P(45P中)

口紅    ★★☆☆☆
卵     ★★★★☆
醤油    ★★★★☆
ボールペン ★☆☆☆☆
果汁    ★★★☆☆
ソース   ★★★★★
ミートソース★★★★☆
カレー   ★★★☆☆
ごま油   ★★★★★

 

ハイベックとほぼ互角の汚れ落ちですが、ウールの仕上がりの美しさには目を見張るものがありました。

このpasha basha(パシャバシャ)でニットやコートを洗ってみたくなります!

実は夏の間にベビーローテンションだった同メーカー、同素材(コットン)のスカーフをそれぞれ洗ってみたんですが、洗い上がり、肌触りに違いは出ませんでした。

どちらもすっきり洗えて、柔軟剤なしでもふんわりしなやかな洗い上がりです。

正直、ハイベック、pashabasha(パシャバシャ)は、それほど違いがないのではないか感じました。

そうなると・・・

一回の洗濯コスト

ハイベック・・・ 7円
pashabasha・・33円

ハイベックの方が圧倒的に有利に思えるんですけど・・・・

やっぱり、ランドリールームに置いてテンションが上がるのはpashabasha(パシャバシャ)でしょう!

気持ちよく暮らすというのは、それなりにお金がかかりますが、そこに価値を見出す方にとっては充分価値のあることだと思います。

私はハイベックだなと実感したんですけどね。

だけどプレゼントする時はpashabasha(パシャバシャ)にしたいと思います。

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pashabasha(パシャバシャ)購入のデメリット

人によってはコストも重大なデメリットになると思いますが・・・

それ以外にも大きなデメリットがあります。

pashabasha(パシャバシャ)は今のところ、不定期のイベントで店頭販売される以外は公式サイトのショッピングページで買うしかありません。

このショッピングページが少々わかりにくい!!

5400円以下の商品には送料がかかり、送料は864円。

これがどこに書いているかわからなくて、探し回りました・・・・

どこからショッピングページに行けばいいのかも戸惑います。

実際に使った人のレビューもありませんし、安い洗剤ではないので買うのを躊躇する人もいらっしゃるでしょう・・・

そういう方は当ブログを参考にしていただくとして、

できれば、アマゾンや楽天にも販路を広げてもらえると嬉しいなと思います。

pasha basha(パシャバシャ)は素敵な洗剤ですよ!

本日は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

どなたかの楽しい洗濯ライフのお役に立てたら幸いです。

コメント

  1. えたばりゅ より:

    太っといフォントといい、デザインといい確かに昭和の香りが漂ってきますな( *´艸`)
    僕もこのデザイン、全然入ってイケるんでコスパを考えると、やっぱ昭和に軍配かな( *´艸`)

    • ハナ より:

      えたさん、コメントありがとうです♪
      昭和ですよね〜!!長く販売されてるのも安心の一つだと思うで、私はハイベック押しですが、パシャバシャの売り上げが好調のようなので、ハイベックが無くなってしまわないかだけが心配です(; ・`д・´)

      • ash より:

        ハイベックの見た目に今まで何の疑問も持たなかった私天気。「昭和」だったんだぁ?。
        でも私、ハイベックのスプーンですくうのが好き。
        デザイン賞取っておしゃれかもしらんが、ハイベックのスプーンわくわくには楽しさとして負け??
        ‥いや。別に勝ち負けじゃあないけど?

  2. Nick Ollie より:

    ハイベック、昭和な私には違和感ない、、、 けど、パシャバシャの方があきらかにオッシャレ?だな。オシャレ度が全然違う。こんなオシャレなので洗濯すると、ヤル気が起きるね。

    • ハナ より:

      Nickさん、コメントありがとうです♪
      パシャバシャお洒落でしょう(* ̄∇ ̄*) いいなぁ・・って思うけど、私はハイベック で十分かなぁ・・・
      パシャバシャはラッピング包装もできるようなので、どんなものなにか一回は注文すると思います(゚∇゚ ; )

  3. 手洗い派 より:

    比較表の1回あたりコストの数字が逆になってませんか?

    • ハナ より:

      手洗い派さん、コメントありがとうです♪
      大切なところを間違ってました!!訂正済みです。本当にありがとうございますm(_ _)m

  4. marimo より:

    おお?、我らが愛するサンワードの商品^^
    言われてみれば確かに昭和、、、全く気になりませんでした^^;

    でも、新パッケージはほんとにおしゃれ???。
    えっ?どっちにお金をさくか、ですか??

    1記事分には高いので、やっぱりハイベックラブです^^

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