こんにちは、おうちクリーニング研究家のハナです。
ジメジメと空気が重い嫌〜な梅雨シーズンが迫ってきましたね。
今日着る予定のシャツが乾いてないって慌てた経験はありませんか？
そんな悲劇を回避できるを「乾燥機付きハンガー」を見つけたので試してみました。
このハンガーを効率的に使って通常の5倍早く洗濯物を乾かす裏技も見つけたので紹介します。
スポンサーリンクClothes Dryer （乾燥機付き衣類ハンガー）の概要
| 商品名 | smart frog |
| 購入価格 | 3,990円（税込） |
| 本体サイズ | 幅148×奥行き75×高さ117mm |
| 衣類用エアーダクト | 幅185×奥行き20×高さ45mm |
| 靴用エアーダクト | 幅243~420×奥行き42×高さ50mm |
| 重量 | 614g |
| 耐荷重 | 5kg |
| 消費電力 | 150W |
| 定格電圧 | AC110V 50/60Hz |
（画像出典：CAMPFIREの購入ページ）
一般販売予定価格 7,980円（税込）とのところ、私はクラウドファンディングで3,990円で購入。
購入からお届けまで約3ヶ月、そのまま封を開けることなく放置すること1ヶ月。
クラウドファンディングって購入してすぐに届かないので、届く頃には使いたい気持ちがクールダウンしてるんですよね（汗）
2022年5月現在はアマゾンで同じものが3,000〜5,000円で購入できます。
迷うことのない簡単操作
・本体
・衣類用エアーダクト2点
・靴用エアーダクト2点
・収納袋1点
・専用洗濯バサミ4個
組み立ては簡単で 本体にエアーダクトを差し込むだけだけ。
質感は光沢があり、つるんとした加工がされていてお値段以上の高級感があります。
本体とエアーダクトの下部にいくつか穴があり、ここから50度〜60度の温風が噴き出てきて洋服を乾燥させる仕組みになっています。
ハンガーには付属のピンチが4つ付属しており、これをエアダクトに取り付けられるようになっています。
このピンチにハンカチや靴下などを挟むと衣類だけでなく小物も一緒に乾燥することができるってことですね。
操作は本体中央の大きなボタンを押すだけ、迷いようがないほど簡単設定。
| 温風 | 冷風 |
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1回押すと赤いランプが点灯して温風
2回押すと青いランプが点灯して冷風
3回押すと停止
温風は3時間経つと自動で冷風になり、8時間後に自動的にストップします。
タイマーはついておらず、自動ストップまでの時間は変えられません。
電源ONから自動で電源が止まるまでの時間は少々長いなという印象。
音はドライヤーを少しおとなしくした感じ。
同じ部屋で乾燥機付きハンガーを使用してテレビを見ると、少しうるさく感じると思います。
「静かなところでないと眠れない」という方は夜使用の場合は別の部屋や洗面所を使ったほうがいいです。
1回の乾燥にかかる電気代は？
消費電力は150W（0.15kW）
0.15 × 8 × 26.1（全国平均）＝31.32円/回
（消費電力（kW） × 使用時間 × 電気料金 ×＝電気代）
一回の乾燥にかかる電気代は約31円
梅雨の時期の1ヶ月間、毎日使うとなると月930円
個人的には少々高いなという印象。
では実際に乾燥までにどれくらいの時間が必要なのかを確かめてみます。
スポンサーリンクシャツを通常の5倍早く乾燥させる裏技
綿素材の厚手のシャツで試します。
通常に干すと乾くまでの時間が夜間で約8時間、日中で5時間でした。
乾燥機付きハンガーだと約2時間半。
確かに早くは乾きます。
気になったのは、
熱風が当たるシャツ上部が30分で乾き、熱風が届きにくいシャツの裾が1時間、
そして、熱風が直接当たらない袖の裾と襟が2時間半とシャツ一枚でも乾く時間にムラができたこと。
このムラをできるだけ無くせば時短できるかなと思い、全体を満遍なく乾燥させる作戦開始！
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温風が当たらずに乾きにくかった袖（そで）と襟（えり）を内側に折り込んでもう1度試してみました。
より温風が当たりやすいように小物用のピンチに袖を挟みます。
そうしたらですね、シャツ全体を約1時間で乾燥することに成功しました！
化繊素材の薄手のシャツならもっと早く乾くでしょう。
この方法なら8時間稼働させる必要はなく、1時間で手動で止めれば電気代は約4円
1か月毎日使っても自販機で買うジュース代くらい。電気代を気にせずに使える金額になります。
手動で止めるのは少々面倒なので、できればタイマーをつけて欲しいなと思います。
旅や出張のお供に最適
ただ、この乾燥機付きハンガーは小型なので、梅雨やゲリラ豪雨が心配な季節に出張に持っていきたいという需要が高いと思われます。
そうすると、ホテルのコンセントを使うことになるので、電気代を気にせずに雨に濡れた衣類を乾燥させることができます。
寝る前にセットして、朝起きると確実に乾いているのは嬉しいですよね。
コインランドリーのタンブル乾燥機（回転式）と違ってシワがつきにくく、スーツにも使えるのも大きな利点です。
シャツも乾燥機付きハンガーにかける時に引っ張ってシワを伸ばしておくと、ほとんどシワなくしあがりました。
上着をハンガーにかけて、ピンチにズボンをひっかけて使うことも可能。
その場合は濡れたズボンの裾をピンチで挟むと早く乾いていいですよ。
出張中、半乾きで気持ち悪い衣類を着る心配はなくなります。
シワが心配な方はホテルなどに備え付けられているスーツ用のハンガーを重し変わりに使うとアイロンなしで着用できるほどにシワが伸びます。
私は重みのある木製のスーツ用ハンガーを持っていないので、スラックス用ハンガーに重しをつけてシワを伸ばしてみました。
シワが付きやすい綿100％のシャツですが、アイロンが要らないくらいにシワが伸びました。
スポンサーリンク靴の乾燥が便利
エアーダクトを靴用に交換すれば、靴も乾燥できます。
取り外しはエアーダクトの付け根のボタンを押し込めば抜けるようになっています。
取り付けは、エアーダクトを押し込むだけです。
これが、靴用のエアーダクト。
先端を靴の中に入れると雨に濡れたり、洗ったあとの靴を素早く乾燥させることもでるんです。
履いたあとの靴に冷風をあってて蒸気を飛ばせばニオイ防止になるので、汗をかきやすい夏の革靴、蒸気が籠る冬場のブーツにも使えて、個人的にはこれが「乾燥機付きハンガー」の一番の利点かも。
スポンサーリンク乾燥機付きハンガーまとめ
正直に言うと、家で使う分にはサンコーの「アイロンいら〜ず」のほうがおすすめ。
ただ、サイズが大きいので旅行や出張には持って行けません。
その点、小さなポーチに入る「乾燥機付きハンガー」はキャリーの隙間に入れることができます。
梅雨や、台風、ゲリラ豪雨の時期に出張に行かないと行けない場合、ドライヤーを使うよりも省電力も少なく手間要らずなので、１つ持っておくと便利です。
コインランドリーの乾燥機は使えないスーツも干せるので出張の多い方に特におすすめのグッズです。
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