こんばんは、ハナです。
本日は、洗剤と補助剤のまとめです。2016年に書いたものを大幅に加筆して、まとめなおしました。衣類に合った洗剤を選び、お気に入りの衣類を長く綺麗に保ちましょう。
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洗剤の種類
粉末洗剤
●酸性の汚れに強い弱アルカリ性
【メリット】
●洗浄力が強い
●白い服をより白く仕上げるのが得意
●コスパも良好
【デメリット】
●冷たい水だと洗剤の溶け残りが心配
●蛍光剤や漂白剤が入っているものが多い為、色柄ものの洗濯は不向き
オススメの粉末洗剤
非常にバランスよく汚れを落とし、粉末洗剤には珍しく蛍光剤が入っていないので、色柄物にも使えるのが嬉しい♪
消臭効果も高く、洗濯物が乾いた後もフローラルの香りが持続します。
液体洗剤
●液剤は中性のものが多い。(ウールや絹などのアルカリに弱い素材も洗える)
【メリット】
●冷たい水にもよく溶けるので、溶け残りの心配がない
●すすぎの回数も1回と、時短・節水に繋がる
●色柄ものにも安心して使える
【デメリット】
●液体洗剤には中性洗剤が多く、洗浄力では弱アルカリ性の粉末洗剤に負けることが多い・・(※2018年現在では弱アルカリ性の液体洗剤も多数発売されています)
●白物には別途漂白剤を使った方が黄ばみが出にくい
オススメの液体洗剤
ラボン ファブリックミスト 携帯用 シャンパンムーンの香り
液性は弱アルカリ性で、洗浄成分は植物由来のみ使用。
この液体洗剤の洗浄力は、粉末洗剤を越えたと言っても過言ではありません。蛍光剤や漂白剤も無添加なので、色柄物にも安心して使えます。
液性が弱アルカリ性に弱いウールや絹は洗えない・・というのがデメリット。
使用可能範囲の広い中性洗剤にこだわるのであれば・・
ボールド 洗濯洗剤 液体 プラチナクリーン プラチナピュアクリーンの香り
私が下記の記事で実際に試した中性洗剤の中では、抜群に汚れ落ちがよかった洗剤です。ただし、香りが強いので、匂いに敏感な人は注意が必要です。
ジェル状洗剤(ジェルボール)
●液剤は中性(ウールや絹などのアルカリに弱い素材も洗える)
【メリット】
●洗剤を量る必要がなく、つまむだけなので手軽
●すすぎは1回でOK
●殺菌力も強い
●週末まとめ洗いの人にオススメ
【デメリット】
●便利な洗剤ではあるものの、量を調節することができない
●費用対効果が低い
オススメのジェルボール
現行のラインナップは、P&Gのアリエールとボールドですが、洗浄力はほぼ同じ。2017年に発売されたアリエールは白さを、ボールトはシワのつきにくさを売りにしています。どちらを選ぶかは、下記の記事を参考に、ご自身のライフスタイルに合わせて検討してください。
おしゃれ着用洗剤
●液性は中性
【メリット】
●デリケートな衣類も優しく洗える
●色落ちや型崩れが起きにくい
【デメリット】
●おしゃれ着用洗剤の本分は優しさなので、洗浄力あまり洗浄力には期待できません
オススメのおしゃれ着用洗剤
普通の液体洗剤とおしゃれ着用洗剤の違いは、おしゃれ着用には衣類の滑りをよくする成分が入っているかどうか。おしゃれ着用洗剤には、その滑りをよくする成分が含まれており、柔軟剤に似た効果を発揮してくれるので、おしゃれ着用洗剤を使用する場合、柔軟剤の併用は不要です。
以前、エマールとアクロンの洗い上がりを比べたことがあるのですが、両者の洗浄力は大差なかったものの、アクロンで洗ったニットは縫い目が整い、エマールで洗ったシルクは艶感が増しました。こちらもライフスタイルに合わせて検討してみてください。
無添加洗剤
●液性は弱アルカリ性
【メリット】
●蛍光剤や漂白剤が入っていないため、敏感肌の人にも優しい
●赤ちゃんの肌にも安心して使える
【デメリット】
●価格は高い
●取り扱っている店舗が少ない
オススメの無添加洗剤
肌に優しい分、洗浄力では他の洗剤に劣ると思われがちな無添加洗剤ですが、せっけん成分が多い無添加洗剤は非常に高い洗浄力を発揮します。特に「シャボン玉」の洗剤は汚れ落ちが素晴らしかったです。色柄物にも使えますが、液性が弱アルカリなので、ウールや絹など、動物性の繊維には不向きです。
ドライ洗濯用洗剤
●液性は中性タイプやシリコーン樹脂入りなど、製品によって異なる
【メリット】
●ドライマークのついた衣料を自宅で洗うことができる。
【デメリット】
●価格は高い
●基本的に手洗い必須
オススメのドライ洗濯用洗剤
いろいろなドライ洗濯用洗剤を使ってきましたが、ハイベックという洗剤に出会ってからというもの、我が家の洗濯ライフが激変しました。家で洗えないものは、ほぼなくなった・・と言っても過言ではありません。
主成分は石油系ノルマルパラフィン。
これを水に溶かして使用します。
水に溶ける石油を使うことで、水溶性・油溶性の汚れを落とし、タンパク質分解酵素によって不溶性の汚れも落とします。
あらゆる汚れを短時間で落とすので、衣類のダメージを最小限に抑えて洗うことが可能です。
我が家では、コートやスーツ、鞄などもハイベックで洗っています。
漂白剤の種類
酸素系
【メリット】
●漂白効果は塩素系に負けますが、色柄もの漂白できます
●使用後は水・水酸化ナトリウム・酸素に分解されるので、環境に優しく、お子様のいるご家庭でも安心して使える
【デメリット】
●冷たい水では効果を発揮しにくく、40度以上お湯を使わないと効果を発揮しない
●酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)は、ステンレス以外の金属と反応して質感を変えてしまう恐れがあるので、金属のボタンやファスナーがついたものには使えない
オススメの酸素系漂白剤
洗浄力が非常に強く、食器の漂白や洗濯槽の掃除など、衣類以外にも幅広く使えます。
塩素系
【メリット】
●塩素系漂白剤の主材料は次亜塩素酸ナトリウムなので、白物に限っては抜群の漂白力を誇る
●色移りなどの落としにくいシミも落とすことが可能
●抗菌防臭力も絶大
【デメリット】
●漂白力が強力な分、染料も落としてしまうため、色柄物には使えない
オススメの塩素系漂白剤
特になし、キッチン用の漂白剤でOK
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仕上げ剤
柔軟剤
【メリット】
●洗濯の最後に加えることで衣類を柔らかく仕上げます
●静電気の発生を抑える
【デメリット】
●使い続けると吸水性が失われていく場合がある
柔軟剤の効果は、繊維に油の膜を作ることで生まれます。
あまり頻繁に使ってしまうと、前回の柔軟剤を落としきれず、
衣類が水を弾き、吸水性が落ちてしまう場合があります。
最近ちょっとタオルの吸水性が悪くなってきたかも・・と感じたら、しばらく柔軟剤を使わず洗濯すると吸水性が蘇ります
洗濯のり
【メリット】
●衣類にハリとコシを与える。
●毛羽立ちを目立たなくする効果もある
洗濯のりには、洗濯の最後に入れるタイプとアイロン時に使用するスプレータイプがあります。
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まとめ
それぞれ多くの製品が販売されているので、いきなり自分に合った洗剤を見つけるのは難しいかもしれませんが、お気に入りと言える洗剤に出会えると、幸せな気分になりますよね。
洗剤は成分が製品によって違います。
たまにはいつものものと違うものを使うと、これまで落とせなかった汚れが案外簡単に落ちちゃった、なんてこともあります。
いつも同じメーカーの同じ製品ばかり使うのではなく、何個かお気に入りを見つけておくと便利ですし、それを探す作業も楽しいですよ♪
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