高級洗剤「Rinenna（リネンナ）」をオキシクリーンと比べてみると驚くべき結果に！

洗剤

2023.10.23

【この記事を読んで解決できること】
・高級洗剤リネンナの洗浄力が知りたい
・オキシクリーンとリネンナの比較
・リネンナの安全性が知りたい

こんにちは、おうちクリーニング研究家のハナです。

女性誌などで話題の洗剤があります。

私も女性誌の編集者さんに教えてもらった洗剤なんです。

Rinenna（リネンナ）＃1　

とはいえ、この洗剤を一般のドラッグストアで見かけたことがある人はないと思います。

じつはこの洗剤、試しに使ってみようと気軽に購入できない超高級洗剤なんです。

洗濯関係の出費に躊躇がない私が、購入するときは手が震えたくらい。

そんなリネンナの使い心地や洗浄力を実際に使って試してみます。

結論から言えば、結婚祝いや出産祝いに貰ったらこれ以上嬉しい物はないかもしれないとすら思えるすごい洗剤でした。

自然派洗剤には絶対に入っていない成分「LAS」や「リン酸塩」の入った洗剤が安全だと言われる理由も書いています。

よろしければ、最後までお付き合いください。

Rinennaという洗剤の概要
リネンナは危険？LASやリンが入っているのに安全だと言われる理由
リネンナの使用方法
「Rinenna」と「オキシクリーン」を洗い比べ実験
Rinenna（リネンナ）最大のデメリット
【おすすめ】のポイントと使い方

Rinennaという洗剤の概要

【メーカーコンセプト】

もうもみ洗いには戻れない

毎日するお洗濯だから。
仕事に家事に子育てで、しつこい汚れを
もみ洗いする時間なんて正直、ない。
でもお洋服だって大切にしたい。
箱を開けた瞬間のマンダリンシトラスの
爽やかな香りに包まれながら、
楽しい一日を始めよう。
もうもみ洗いはしなくたっていい。
つけ置くだけで、いいんです。
あなたのライフスタイルを彩る
デトックスデタージェント

Rinenna公式サイトより

こすり洗いや揉み洗いは一切なし、浸け置きだけで血液や汗染みなどの落としにくい汚れが綺麗に落ちて、時間の短縮なるとのこと！

本当ならこんな嬉しいことはりません。

洗剤は液体ではなく粉末で、パッケージも中身も可愛らしい。

粉の粒子は細かく、サラサラとしていて水溶けもよさそうです。

香り

「シトラス系」

それほど香りは強くはありません。香りが苦手な方でも安心して使えそうです。

液性は弱アルカリ性

液性はおしゃれ着用洗剤などの中性ではなく洗浄力が高い弱アルカリ性

ウールやシルクといったデリケート衣類には使えませんが、綿やポリエステルなどの水に強い衣類の汚れを強力に落とします。

洗濯槽の掃除不要！

浸け置きした後、液剤と一緒に洗濯機に入れて普通に洗濯機を回すだけで洗濯槽がキレイになります。洗濯とは別に洗濯槽を掃除するという手間が省けるので、とても便利ですね。

ハナ

個人的には、この機能が最も魅力的に感じました

部屋干し臭の原因って洗剤や部屋干し環境だけじゃないんです。

洗濯槽の汚れも原因になります。

この洗濯槽が洗濯するたびに自動で清掃されるのはリネンナの大きなメリットです。

リネンナは危険？LASやリンが入っているのに安全だと言われる理由

界面活性剤（19％ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、アルフォオレフィンスルホン酸ナトリウム、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム）、リン酸塩、珪酸塩、漂白剤（酸素系）、再汚染防止剤、酵素、漂白活性化剤、香料

珪酸塩が粉末洗剤に使われるのは珍しい

珪酸塩」とは、岩石に含まれる鉱物の一種で、固形石鹸や食器用洗剤には頻繁に用いられている、油汚れに強い成分です。

しかし、自らの保湿に必要な手の油分も一緒に落としてしまうので、乾燥肌の方はゴム手袋を着用されたほうが安心かもしれません。

リン酸塩が入っているものは必ず下水に流してください

リンはひと昔前に赤潮などの原因になるとして使われなくなった成分です。

栄養価が豊富なので下水でちゃんと処理しないとプランクトンが増殖して環境汚染に繋がる成分なんです。

ただ、現在は下水処理の能力が上がってちゃんと流せば問題ありません。ただ海や川などに流すのは絶対に避けてください。

▼環境に関しの私の見解はこちらの記事をご参照ください▼

石けんが人に優しく、環境にも良いとは・・限らない

直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム（LAS）

衣類などに洗剤が残ると肌荒れなどの原因になるLASではありますが、この洗剤は主に浸けおき洗剤として使います。

リネンナの場合は浸け置いたあと、洗濯機で洗います。

洗濯〜すすぎまでの工程すべてをすすぎとして使えるんです。

なので普通の洗剤よりも洗剤の衣類残りの心配は少ないと思われます。

洗濯工程	通常の洗剤	リネンナ
浸け置き	ー	洗浄
洗う	洗浄	すすぎ
すすぎ	すすぎ	すすぎ

赤ちゃんや肌の弱い方がリネンナで洗う場合は、リネンナを通常の洗剤として使うのではなく浸け置いたあとに洗剤なしで洗濯機で洗うという方法がおすすめ

洗剤残りの心配がほぼ無くなります。

リネンナの使用方法

おすすめ！【浸け置きの場合】

① 40℃のお湯2Lに対し、Rinennaを付属のスプーン1杯（20g）入れて、よく溶かします。

② 汚れた衣類を浸したら、30〜60分ほど浸け置き。

③ 浸け置き後は衣類を洗濯機に移し、洗剤なしで通常コースで洗います。

※浸け置きコースのある洗濯機なら最初から洗濯機を使って浸け置きしてください。

【洗濯機の場合】

水30Lに対して、付属スプーン大盛1杯（30ｇ）を入れて通常コースで洗います。

ハナ

すすぎは必ず2回おこなってください

「Rinenna」と「オキシクリーン」を洗い比べ実験

使い方を見てみると、普通の洗濯洗剤というよりも「オキシクリーン」などの酸素系漂白剤に近い使い方です。

酸素系漂白剤であるオキシクリーンと洗い比べをしてみます。

実験方法

それぞれの洗剤を水温40℃で溶かし、汚れをつけた布を浸け置きします。

温度を一定に保つために発泡スチロール製の箱に入れて、1時間浸け置きました。

浸け置き後は、すすいで干します。

9種類の汚れをつけたものを洗います

汚れの種類	汚れの性質
口紅	油溶性
卵	タンパク質
醤油	水溶性
ボールペン	油溶性
果汁（ブルーベリー）	色素
ウスターソース	水溶性
ミートソース	色素・不溶性
カレー	色素・不溶性
ごま油	油溶性