【レビュー】花王アタック プロEX 石けんの汚れ落ちを徹底検証!

洗剤

こんにちは、ハナです。

花王のアタックシリーズから、洗濯用固形石けん「アタックプロex石けん ケース付き」が新発売されました。

ウタマロ石けんとはどう違うの?価格は?使いやすい?などなど、実際に試して使い方や汚れ落ちを徹底検証します。

※アタックプロex石けんは廃盤になっています。

お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

花王アタック プロEX石けん(ケース付き)の概要

 

※画像は「花王アタック」の公式HPからお借りしました。

こちらは液体や粉末の洗濯石けんではなく、固形の洗濯石けんです。同じようなタイプでは、ウタマロ石けんなども人気商品として有名で、石けんとしての目新しさはありませんが、ブラシ付きケース入りというスタイルは珍しいですね。

アルカリ性の石けんを使用する場合、洗浄力が高い分、手が荒れてしまうことも多々あります。直接石けんに手を触れなくていいのは、肌の弱い人にとっても朗報なのではないでしょうか。

アタック史上最強の泥洗浄力
部分汚れ用 洗たく石けん

●「泥高分散剤入り石けん」がセンイの奥の泥汚れまで落とす
●「かき出しブラシ付きケース」に入れて使えばすべらず塗り込みやすい。
さらにブラシでこすれば、手もみ洗いで落ちない汚れもラクラク解決
●エリ・ソデ汚れ、食べこぼしにも
●消臭効果で汗のニオイもスッキリ
●爽やかなクリアシトラスの香り
●蛍光剤無配合

※花王「アタック」公式HPから引用

 

ウタマロ石鹸との比較

 

ウタマロ石けんアタックプロex石けん
成分純石けん(98%脂肪酸ナトリウム)、蛍光増白剤純石けん分(97%、脂肪酸ナトリウム)、分散剤(ポリアクリル酸ナトリウム )、香料
価格100円前後【ケース付き】
300円前後
【詰め替え】
130円前後

大きな違いは「蛍光増白剤」が入っているかどうかだと思います。

「蛍光増白剤(蛍光剤)」とは、目に見えない紫外線を目に見える青白い光に変化させ、白い衣類をより白く見せる効果がある薬剤です。特に黄色味を打ち消してしまう効果が高いので、黄ばみなどはなかったように白く見せる反面、生成りの服に使うと色が白く抜けたように見えるので、そういった素材には使えません。

「ウタマロ石鹸」の弱点でもある “生成りの洋服には使えない” という弱点が、「アタック プロEX 石けん」では解消されています。

「アタック プロEX 石けん」の成分中、「ウタマロ石鹸」に入っている蛍光増白剤の代りを担っているのが “分散剤” です。

「分散剤」とは、界面活性剤の一種です。水と油のように本来は混ざり合わない成分を混合するための歯車で、これによって洗えなくなる衣類は特にありません。

蛍光剤と分散剤では、どれほどの差が洗い上がりに生じるのか、実際に洗って確かめてみましょう。

 

洗えない素材

ただし、動物性の繊維(ウールやシルクなど)はアルカリ性に弱いので、アルカリ成分の強い洗濯石けんは使用を避けたほうが賢明かと思います。

アタック プロEX 石けんの使い方と使い勝手

 

袋を開けると、このようにバラバラの状態で入っています。組み立て方は難しくありませんが、公式HPでセット方法が丁寧に解説されていたので、画像をお借りして貼っておきますね。

 

一度組み立ててしまえば自立するので、収納のスペースを圧迫しません。

握った感じはいいですね!!私はそれほど手が大きくないのですが、しっかり握れます。
形が6角形なので、適度に力が入り、なおかつ滑りません。いい具合に力が入ります。

サイドに付いているスライダーをズラすと石けんが出てきます。

この石けん部分を汚れた衣類に擦り付けて使います。

香りはシトラス系の爽やかな香りです。

石けんと反対側にブラシが付いています。

ブラシの先端は少し平たくなっていて、適度な弾力がありので、繊維の汚れを上手くかき出してくれそうです。

石けんとブラシが一緒になっているのはとても使い勝手がいいですね!

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「アタック プロEX 石けん」と「ウタマロ石けん」を実際に使ってみた

ウタマロの蛍光剤とアタックプロex石けんの分散剤では、どれほどの差が洗い上がりに生じるのか、実際に洗って確かめてみましょう。

実験に使用する汚れ

口紅・・・・・油溶性
卵・・・・・・タンパク
醤油・・・・・水溶性
ボールペン・・油溶性
果汁・・・・・色素(ブルーベリー)
ソース・・・・水溶性+消臭(ウスターソース)
ミートソース・色素
カレー・・・・色素+不溶性
ごま油・・・・油溶性+消臭

今回の実験では、墨の汚れ落ちも検証してみたいと思います。

 

実験方法

石けんをこすりつけて、「ウタマロ石鹸」は2分揉み洗い。

「アタック プロEX 石けん」は付属のブラシを使い、2分こすり洗いします。

同じ汚れを付けた布を2枚ずつ洗い、洗い落ちを確かめます。

 

洗い上り結果

ウタマロ石けん

41P(45P中)

口紅    ★★★★☆
卵     ★★★★★
醤油    ★★★★★
ボールペン ★★★★★
果汁    ★★★★☆
ソース   ★★★★★
ミートソース★★★★☆
カレー   ★★★★☆
ごま油   ★★★★★

 

墨  ★★★☆☆

合計:44P(計50P中)

アタック プロEX 石けん

 

40P(45P中)

口紅    ★★★★☆
卵     ★★★★★
醤油    ★★★★★
ボールペン ★★★★★
果汁    ★★★☆☆
ソース   ★★★★★
ミートソース★★★★☆
カレー   ★★★★☆
ごま油   ★★★★★

墨  ★★☆☆☆

合計:42P(計50P中)

 

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検証結果!

ウタマロ石けん 44P
アタック プロEX 石けん 42P

と、単純に数字だけで見れば、洗い上がりの結果としては「ウタマロ石けん」に軍配が上がりましたが・・・先に申し上げた通り、「ウタマロ石けん」には蛍光剤が入っているため、白物以外の洗濯には注意が必要です。

反面、「アタック プロEX 石けん」は白物以外にも安心して洗えますし、付属のブラシが備わっていることもあって、何より手軽です。

石けん成分が直接手に触れないのも手荒れ対策としては申し分ありませんし、汚れを見つけたらサッと手に取って、パパッと染み抜きできるのがとても便利だと思いました。ランドリールームに置いていても場所を取らないスリムな形もいいですね!

墨が服に付いてしまった時や、白物の襟や脇などに付着した汗汚れ(黄ばみなど)を落とすことにかけては「ウタマロ石けん」が最強ですが、石けんで手荒れしてしまう方や普段から忙しくされている方には特に、新製品の「アタック プロEX 石けん」を検討なさってください!

【アタックプロex石けんのメリット】
・ケース入りで素手で使っても手が荒ない
・ブラシ付きで手軽
・蛍光剤が入っていないので、生成りや色柄ものもにも安心して使える
・詰め替え用があるのも嬉しい
【アタックプロex石けんのデメリット】
・ブラシの毛先が少し硬いので、デリケート衣類には不向き
・ウタマロ石けんに比べると洗浄力では少し劣る
・洗濯石けんの中では価格が少し高め

 

ウタマロ石けんとアタックプロex石けん、どちらを選ぶかはライフスタイルによりますが、新製品の「アタック プロEX 石けん」は手軽に使えるので、忙しい方には特にオススメの染み抜き石けんです!

 

本日は、以上です。どなたかの楽しい洗濯ライフのお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

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コメント

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