こんにちは、おうちクリーニング研究家のハナ(@hana_labnote)です。
あなたはネクタイを洗ったことがありますか?
夏場はスーツの上着を脱ぐことも多いでしょうし、ネクタイは汚れの最前線にいます。
意外とネクタイの汚れは目立つものです。
ネクタイが汚れていると人に不衛生な印象を与えてしまうかもしれません。逆にネクタイが綺麗なら好印象です!洗ってスッキリさせましょう。
ネクタイのクリーニング代は私が調べた限りでは1,000円〜1,500円ほど。
自分で洗うと節約効果も高いですね!
よろしければ、最後までお付き合いください。
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ネクタイ洗濯の注意点
形状もまっすぐだし、簡単だろうと思われがちなのですが、意外と難しいのですよ。
まず、ネクタイ洗濯の注意点から見ていきます。
素材
ネクタイの生地素材としては、ポリエステル・ウール・シルクが一般的です。
シルクやウールはデキケートで毛羽立ちやすいので洗濯には注意が必要です。
ちりめん素材や特殊な加工を施した素材は非常に高度な洗濯技術が必要ですので、自宅では洗えません。
プロの手にゆだねることをオススメします。
ネクタイの形状
ネクタイは生地に対して斜めに裁断するバイヤス裁断されています。
これは、生地に伸縮性を持たして結びやすく、ほどけにくくする為なのですが、いざ洗うとなると非常に型崩れしやすいのです。
また、ネクタイには芯地がはいっているものがほとんどですが、洗濯機などの大きな力が加わると変形してよれてしまう危険があります。
一度よれてしまった芯地は元にはもどりませんので、優しく「手洗い」が基本となります。
アイロン
ネクタイは二重構造になっています。
普通にアイロンをかけてしますと、裏の布の凸凹が表に響いてしまったり、テカリがでてしまったりします。
綺麗にアイロンをかけるにはコツが必要です。
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洗濯は優しく擦らずに浸け置き
上記のとおり、以外と難しいネクタイの洗濯です。
初めは、まずダメになっても後悔しないネクタイからお試しください。
洗い方
素材はシルク100%(もっともネクタイに多い素材です)
洗剤はおしゃれ着用洗剤を使いました。
水に規定量の洗剤を入れて洗剤液を作ります。
洗剤液にネクタイを浸け置き
シミがある場合はここで、優しくなでるようにシミに洗剤液をしみこませてください。
20分ほど浸け込みます。
その後は水を入れ替えて泡がでなくなるまで2〜3回すすぎます。
ネクタイはハリがしっかりあったほうが素敵なので、仕上げに洗濯のりを使います。
水に洗濯のりと少量の柔軟剤を入れ、ネクタイを浸け込みます。
時間は5分ぐらい、全体に洗濯のりの液が染み渡ればOKです。
水から引き揚げタオルで水気をとります。
このときのポイントとしては、ネクタイにシワが寄っていても無理に伸ばしたりしないことです。
乾くと縮む傾向にあるので、かえって取りにくいシワを増やします。
極力触らずにハンガーを使って吊るし干し。
アイロン
乾いたらアイロンがけです。
無難な方法は、当て布をしてアイロンのスチーム(アイロンは布に当てない)だけで根気よくあてていくのですが、かなり時間がかかります。
せっかちさんにオススメの方法は、アイロン台に厚くたたんだバスタオルを置き、そのうえにネクタイの表を上にしておきます。
当て布をして中温でアイロンがけします。
タオルを置く置くことで、2重になって厚くなった縫い目がタオルに沈んで表に響かずアイロンが簡単にかけられます。
スチームでシワを伸ばすよりも格段に速く綺麗にかけられるので、ぜひ一度お試しください。
ふっくら感が欲しい時は、ネクタイの両端に菜箸などを入れてアイロンをかけます。
立体感がでて新品のような仕上がりになります。
綺麗に仕上がりました♪
本日は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
どなたかなの楽しい洗濯ライフのお役に立てると嬉しいです。
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