ヒートテックを長く温かく着るための洗濯法

トップス

こんにちは、おうちクリーニング研究家のハナ(@hana_labnote)です。

皆さんはヒートテックをご存知でしょうか?
恐らく知らない人はいない、ユニクロの大ヒット商品です。

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「そんな薄着で寒くないの?」

「ヒートテック着てるから大丈夫」

なんていう会話を一度は耳にしたことがあるかとおもいます。
薄い肌着一枚でウールのセーターに匹敵するほどの温かさを誇るヒートテックではありますが、

去年よりも温かくないかも・・・と思った事はありませんか?
そうなんです、ヒートテックには寿命があるのです。

本日はそんなヒートテックの洗濯法です

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ヒートテックの温かさの秘密

ヒートテックは4つの素材からなります

アクリル
ポリエステル
レーヨン
ポリウレタン

この4つの素材はそれぞれ役目があり、ヒートテックの温かさの秘密になっているんです。

まずレーヨンで出来た層が、人から発せられた水蒸気を効率よく吸着して発熱します。これは吸湿熱と呼ばれヒートテックだけでなくあらゆる繊維でも起こる現象なのですが、ヒートテックの場合は肌に密着させる事で吸湿熱が起こりやすくなっています。

肌に密着させる事が出来るのはマイクロアクリルという東レが開発した人毛の1/10の細さを誇る繊維のおかげです。
マイクロアクリルは小さな空気の層を作り発せられた熱を閉じ込める役割を果たします。

ポリウレタンは伸縮性と柔軟性を。

ポリエステルは型崩れ防止の役割をはたしています。

ヒートテックの温かさの最大の秘密は肌にピタッとフィットする形状にあるのです。

なので、ヒートテックは素肌に直接密着するように着用し、購入するときは1サイズ小さいものを選ぶとより効果的です。

ヒートテックの寿命

ヒートテックの温かさの秘密は体にフィットする形状にあるので、密着性が損なわれると残念ながら温かさは得られなくなってしまうのです。

型崩れしにくいポリエステルがはいっているとはいえ、もともとレーヨンやホリウレタンはデリケートな素材です。
洗濯などで他の衣料と絡み合うとすぐに伸びてヨレヨレになってしまいます。

そうなってしまうと、元には戻らないので大事に洗って長く綺麗に着用しましょう♪

ヒートテックの洗濯方法

洗い方

本当は、優しく手洗いというのが一番衣類に負担がかからない洗い方ではありますが、いちいちやってられないわっというのが正直なところです。

ヒートテックは薄くて伸縮性あるというのは利点ですが、洗濯時にほかの衣料と絡み合って、袖が伸びてしまったり、襟もとがヨレヨレになってしまうという欠点でもあります。

洗濯機で洗う場合は洗濯ネットを利用しましょう!

できれば、おしゃれ着用などの中性洗剤で洗うのが良いと思います。

たとえ真っ白な素材であっても塩素系漂白剤は使えません。
ヒートテックに含まれるポリエステルが非常に塩素に弱いためです。

 

ヒートテックの乾かし方

ヒートテックに含まれるポリウレタンはゴムのような弾力性のある化学繊維で、性質もゴムに似ています。

熱に非常に弱いため、乾燥機は厳禁です。

直射日光にあたらないように陰干ししましょう。

ヒートテックが匂うんです!!

ヒートテックを着こんでいて、自分の汗臭さに驚くことはありませんか?
貴方だけじゃないので、安心してください♪

ヒートテックの特徴は、水蒸気を貯めこむ事です。
なので、汗が蒸発せずにず?と衣類の中にとどまっている事になり、雑菌が繁殖して匂いの原因となります。
普段は体臭がないという人も油断大敵です!!

ヒートテックを室内などの温かい場所で着用する場合は、冬でも消臭対策をしておいた方が安心です。

オススメの消臭剤

ちなみに、オススメはスプレータイプではなくロールオンタイプ(直接肌に塗る)が朝塗ったら夜まで効果があってオススメです。

かなり体臭がある人でもけっこう効きます!!

Ban 汗ブロックロールオン 無香性

一度衣類についてしまった匂いを落とすのはなかなか大変なので、匂いが付かない対策が大事かなと思います。

まとめ

雑にあつかってしまいがちな肌着ではありますが、
洗濯はデリケート衣料あつかいで、日光にあてて乾かさない。
出来れば、複数枚を順番に着るようにして洗濯回数を減らせば、1?2年といわれるヒートテックの寿命を倍ぐらいに伸ばすことも可能です。

今年もヒートテックを着用して寒い冬を乗り切って下さい(^^)

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