こんにちは!ハナです。
あなたはフロッシュ(Frosch)というメーカーをご存知でしょうか?
ドイツ生まれのハウスケアブランドで、カエルのマークの食器用洗剤はご存知の方も多いと思います。
そのフロッシュから、洗濯用洗剤が発売されました。
フロッシュは自然環境に敏感な主婦には絶大な人気を誇るブランドですが、環境に優しいだけでは家庭に浸透しないのが悲しいところ・・
さらに価格も少々高めの洗剤ですので、仕上がり具合がわからない状態では、買いたくても買えないと・・いうご家庭も多いのではないでしょうか?
というわけで、当ブログが洗い上がりを調査してみたいと思います。
興味のある方は、お付き合いください。
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フロッシュとは
フロッシュは、1986年に環境先進国であるドイツで生まれた、サステナブルハウスケアブランドです。
サステナブル(sustainable)とは、本来「継続可能な」という意味ですが、主に地球環境を守り、なおかつそれを継続が可能な産業や開発に使われることが多い言葉です。
なので、フロッシュは環境に配慮したハウスケア商品を開発しているブランド、ということになります。
ちなみに「フロッシュ」とは、ドイツ語で「カエル」という意味で、環境を見守るシンボルとして、環境の変化に敏感なカエルをブランド名に配されました。
ブランドの理念は、以下の通りです。
フロッシュ®の約束は、
できる限り美しいままの自然を未来に手渡すこと。
そのために、自然にやさしい商品をお届けしつづけます。自然にやさしく、使う人にもやさしい。
だから、使いつづけられる。
みんなが使いつづけるから、もっと自然にやさしくなれる。フロッシュ®がつくりたいのは、
そんなやさしさのサイクルです。
フロッシュ 衣料用洗剤レギュラータイプの特徴
液性 | 弱アルカリ |
用途 | 綿・麻・合成繊維の洗濯 |
成分 | 界面活性剤(27% 純石けん分(脂肪酸ナトリウム)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)、可溶化剤、安定化剤、香料、酵素 |
香り | アップルの香り(微香) |
内容量 | 1,500ml |
購入金額 | 税込926円 |
洗濯コスト | 約28円/1回(洗濯量4kgの場合) |
【環境・人体への配慮】
・ヤシ油や菜種油など、植物由来の界面活性剤を使用。
・蛍光増白剤無添加。
・生分解性が高く、ほぼ100%自然に還る原料を使用。
【デメリット】
・コスパが悪い。
フロッシュ 約28円/1回
一般的な液体洗剤 約10?15円/1回
(洗濯量4kgの場合)
・パッケージが使いにくい。
キャップの容量が少なく、洗濯量が4kg以上の場合、2回に分けて計量する必要があります。
そして、日本メーカーの洗剤を使い慣れている私は、少しビックリしたてしまったのですが・・液だれの防止に採用されている、二重構造の注ぎ口ではありません。洗剤を計量する際に液だれしやすいので、注意が必要です。
(↑この構造の注ぎ口に馴れているとちょっと使いにくいです)
内容量が1,500mlと大容量で重たかったので。液だれさせずにキャップに注ぐのはけっこう難しかったです。
なので、あらかじめボトルを入れ替えて使うことをオススメします。
私は普段、無印良品の入浴剤の空パッケージに洗剤を入れて使用しています。
スクエア型で隙間なく収納できるので、お気に入りです。
洗い上がり実験
洗浄方法
液温約13℃
20分浸け込み ⇒ 5分振り洗い ⇒ 2回すすぎます。
汚れの種類
口紅・・・・・油溶性
卵・・・・・・タンパク
醤油・・・・・水溶性
ボールペン・・油溶性
果汁・・・・・色素(ブルーベリー)
ソース・・・・水溶性+消臭(ウスターソース)
ミートソース・色素
カレー・・・・色素+不溶性
ごま油・・・・油溶性+消臭
同じ汚れをつけたものを2枚づつ洗い、2枚の平均値で審査します。
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フロッシュ(衣料用洗剤)洗い上がり結果
33P(50P中)
口紅 ☆☆☆☆☆
卵 ★★★★☆
醤油 ★★★★★
ボールペン ★★☆☆☆
果汁 ★★★☆☆
ソース ★★★★★
ミートソース★★★☆☆
カレー ★★★☆☆
ごま油 ★★★★☆
消臭 ★★★★☆
液体洗剤にしては驚異の汚れ落ち!!海外メーカーらしく色素汚れに強いです!!
ごま油の香りが少し残りましたが、洗剤自体の香りは微香で、香料に敏感な人や、柔軟剤の香りを引き立たせたい人は好印象だと思います。
一般的な液体洗剤との比較
こちらは一般的な液体洗剤の洗い上がりです。
(※花王 アタック 抗菌EX スーパークリアジェル使用)
28P(50P中)
口紅 ☆☆☆☆☆
卵 ★★★☆☆
醤油 ★★★★★
ボールペン ★☆☆☆☆
果汁 ★★☆☆☆
ソース ★★★★★
ミートソース★★☆☆☆
カレー ★★☆☆☆
ごま油 ★★★☆☆
消臭 ★★★★★
こちらも液体洗剤にしては健闘した方だと思うのですが、フロッシュの圧勝です。
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まとめ
いくら環境に優しくても、汚れ落ちが悪かったり、使い方が面倒だったりすると、使い続けていくうちにストレスを感じてしまうので、継続して使うことは難しくなると思います。
なので、このフロッシュの粉末洗剤にも負けない汚れ落ちに、私は少し感動してしまいました。もちろん使い方は、日本で一般的な液体洗剤と同じです。
デメリットにコスパが悪いと書きましたが、洗い上りの肌触りは柔らかく、柔軟剤は使わなくてもOKだと思います。
そうなると、いつも肌触りを気にして柔軟剤を使用している方は、柔軟剤が必要ない分、コストはグッと下がりますよ。
また、柔らかく仕上がったということは、衣類に対しても優しいということです(素材から水分や油分などを取り過ぎないため)。エマールやアクロンなど、おしゃれ着用洗剤に柔軟剤は不要なのです(柔軟成分がすでに入ってますし)。
大切な洋服が長持ちすると思えば、高いだけの洗剤ではなくなりますよね。
汚れ落ちが良く、衣類にも優しい。この2つが両立する洗剤というは、非常に貴重な存在だと思います。
環境に配慮したい方にはモチロン、そうでない方にもオススメできる洗剤です!!
本日は以上です。どなたかの楽しい洗濯ライフのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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