錆びたシルバーアクセサリーが新品のようになるお手入れ方法。

ファッション小物

こんにちは! ハナです。

いつもは衣類のアンチエイジングや洗濯洗剤について研究している当ブログですが、本日は少し趣向を変えてみます。

本日のテーマは、「金属」と「樹脂」のアクセサリー。

黒ズミが出てしまったり、くすんで輝きを失ってしまったアクセサリーに、新品だった頃の輝きを取り戻してみたいと思います。

私は前職で楽器のリペアをしておりまして、「磨く」ことに関しては少々マニアックになってしまうかもしれませんが、出来る限り一般家庭でも簡単にできる方法をお伝えしたいと思いますので、よろしければ最後までお付き合いください。

 

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銀は錆びるのか?

 

結論から言うと、銀は高温で熱するなどの特殊な状況にない限り、酸化(錆び)は起こりません。

銀に起る黒ズミ・くすみは錆(酸化)ではなく、主に「硫化」という現象が原因です。

硫化とは、空気中や人の汗などに含まれる硫黄が金属と結び付き、黒っぽい皮膜が生じてしまうことで、この黒ズミは硫化銀とも呼ばれ、銀だけでなく、白銀や金などの金属にも起こり得ます。

金属に付着した被膜を上手に切り離すことができれば、金属は再び輝きを取り戻し、それはさほど難しいことではありません。

 

硫化銀を電気分解する方法

 

金属に傷つけず、金属の表面に付着した硫化銀を分解するには、銀とアルミを使って微量の電気を発生させ、電気分解させるのがもっとも安全です。

専用の機具も販売されていますが、家庭で簡単に微弱な電気を発生させるのは、意外と簡単なことなんですよ。

 

使用するのは、銀を含む金属、それを入れるための容器、アルミホイル、重曹、熱湯です。(※重曹が無い場合は塩でも代用可能)

容器をアルミホイルで覆い、その中に銀を含む金属を入れます。

次に重曹を振り入れて、熱湯を注ぎます。重曹と熱湯の割合は、大まかの感覚で、重曹1:熱湯3くらいが適切だと思います。

熱湯を入れた瞬間から細かな泡が発生して、お湯が濁ってくるのですが、これは硫化銀が分解されている証拠です。

このままお湯が冷めるのを待ち、30分ほどで取り出します。

ちなみに今回試したのは、銀のネックレス2本とプラチナのリング、ステンレスのリングの計4点。

水気を拭き取り、柔らかな乾いた布を使って金属を磨き上げましょう。

100円ショップなどで売られている、マイクロファイバーの手袋が細かい作業もできてオススメです。力を入れ過ぎないよに、輝き出すまで丁寧に磨きます。

 

?Before ?After

これだけで、黒ズミがキレイに取れました。

 

シルバー

Before After

少し綺麗にしすぎて味が失われてしまいましたが、黒ズミを除去できた感じあ伝わりやすい画像になったので、良しとしましょう(笑)

ステンレス

?Before ?After

ステンレスは目立った違いがみられませんでしたが、青錆が発生していたので、1,000番のサンドペーパーで軽く削り、金属磨きで磨くと綺麗になりましたよ!

プラチナ + ダイヤ

?Before ?After
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さすがにダイヤは少しドキドキしましたが、石にダメージは見られず、くすみが取れてクリアになりました。よかったです(笑)

重曹に付けるだけで綺麗にならない場合は、毛の柔らかい歯ブラシで擦ったり、研磨剤などを用いると、より輝きを増して綺麗になりますよ!

 

 

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樹脂のアクセサリーの輝きを取り戻す方法

樹脂やプラスチック製のアクセサリーのくすむ原因は、表面に付いた細かい傷です。

研磨剤を使って表面を磨けば、細かな傷が消えて輝きを取り戻しますが、研磨剤の使い方を間違えると、より傷を増やしてしまう恐れがあるので、注意が必要です。

これは、レジン(樹脂)を使ったアクセサリーです。綺麗に見えますが、表面に細かい傷があり、くすんでいます。

それでは、研磨剤を使って磨いていきましょう。

 

研磨剤の番手

一般家庭でもっとも身近な研磨剤といえば、歯磨き粉や台所用のクレンザーではないでしょうか?

では、歯磨き粉やクレンザーはアクセサリーの研磨に使えるのでしょうか?

ここで重要視しなければならないのは、研磨剤の番手です。

番手とは、研磨剤の細かさを表す数字なのですが、数字が大きいほど目が細かく、繊細な物の研磨に向きます。

クレンザーの推定番手は800番ほど、歯磨き粉は1,000?3,000番ほどではないかと思います。

アクセサリーの研磨には最低でも3,000番ほど欲しいので、歯磨き粉でも少し不安です。

 

そこで、私のオススメは・・

ピカール 金属磨き(液体タイプ)です。

番手は4,000番ほど!かなり細かいですね。

ピカールは、どんなホームセンターでも必ずと言っていいほど取り扱われており、価格も数百円と手に入りやすく、お手頃です。

ステンレスなどを磨くと鏡のようにピカピカになるので、インテリアやシンクのメンテナンスにも使えます。なのでとりあえず1缶買っておいて損はないと思いますよ。

クリームタイプと液体タイプがあり、クリームタイプの推定番手は1,000番ぐらいなので、購入の際はご注意ください。

少し独特のニオイが発生しまうので、使用の際は換気が必要です。

 

使い方は簡単。ピカール(液体)を柔らかい布に少量取り、

小さな物を磨く場合は、ピカールを取った布を指に巻き付けるようにして使います。

力を入れないように優しく、輝きが出るまで磨き、最後は汚れていない柔らかい布で乾拭して仕上げます。

 

?Before ?After

どうでしょう?表面を磨いたことで随分とクリアになりました!!色もハッキリしましたね。

 

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まとめ

銀製のアクセサリーなどは、使うたびに汚れや汗をキレイに拭き取って、空気が触れないようにジップロックなどの密閉できる袋に入れて片付けておくと、比較的硫化しにくく、手入れが楽になります。

少しくすんでいるぐらいなら、眼鏡拭きなどの布を使って磨くだけでも輝きを取り戻しますが、すっかり輝きを失ってしまった場合は、本日の記事で紹介た上記の方法をお試しください。

重曹とアルミホイルを使う方法だけで、ある程度綺麗になりますが、輝きが足りないなと感じた場合は、研磨剤を併用するのもオススメです。

いぶし銀など、敢えてくすみを楽しむアクセサリーは別ですが、せっかく素敵なアクセサリーを身に着けていても、くすんでいては魅力は半減してしまいます。きちんとマメにお手入れして、大切に長く使いましょう!!

 

本日は以上です。どなたかのお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログに質問やリクエストのある方は、コメント欄やメールフォームにて、気軽にお問い合せください(^^)わかる範囲で答えていきたいと思っております。
また、お寄せいただいた質問などは、当ブログで紹介させていただくこともあります。予めご了承願いますm(_ _)m

コメント

  1. ボニー より:

    きれいになりましたね。とってもきれいですが、ダイヤが心配でした。無事で何よりです(^0_0^)

    • ハナ より:

      ボニーさん、こんばんは!
      コメントありがとうございます。
      返信が遅れて本当にすいません。ダイヤは恐怖感でいっぱいでした。上手くいってホッとしてます。ボニーさんもアクセサリーを綺麗にされたとかww記事楽しみにしてますね(^^)

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