洗濯機はドラム式と縦型のどちらがいいの?

こんにちは!ハナです。

みなさんはどのようなタイプの洗濯機を使っておられるでしょうか?
私は10年ほど前からドラム式を使っているんですが、色々と不満がありまして、次に買うならば縦型だと思っています。

本日は、そんな縦型洗濯機とドラム式洗濯機のメリット・デメリットを考えていきたいと思います。

よろしければ、最後までお付き合いください。

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縦型とドラム式の違い

洗う

洗い方

単純に洗濯槽が縦か横(斜め)かの違いだけではございません。洗い方は全く違います。

 

縦型の場合
洗濯槽の底にある「パルセーター」と呼ばれる羽根を回転させることで、かくはん水流を起こして衣類を揉み洗いします。

縦jpg

 

ドラム式の場合

ドラムを回転・反転させることで衣類を持ち上げ落とすという叩き洗いです。

無題

 

日本では縦型が主流な訳

テレビなどではドラム式のCMばかりが毎日流れているので、世の中はドラム式に流れているのかと思いがちですが、実はドラム式のシェアは未だ20%以下で、縦型が80%以上ものシェアを保っています。
ドラム式のCMが多いのは、価格を高く設定できるドラム式を売りたいという企業の気持ちの表れではないでしょうか(^▽^;)

流行りやCMに流されず、より自分に合ったものをチョイスしたいですね。
(10年前にCMの影響をうけて何も考えずにドラム式を買ったのは私です)

 

縦型の方が売れる理由としては価格が安いからという理由もあるかと思いますが、実は日本の水質や習慣には縦型があっているのです。

 

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日本の水は軟水です。軟水はかき混ぜるだけで洗剤を溶かし、泡立ちも良いのが特徴です。なので洗剤を溶かしたタップリの水で洗える縦型の方が汚れ落ちが良いのです。

ドラム式が主流になっている欧米の水は硬水です。
硬水の場合は洗剤がとけにくいため、温水を使って洗剤をとかし、たたきつけるように洗剤を衣類に浸透させなければなりません。高度の高い水質の地域では縦型は不向きにという事になります。

 

冷水で洗濯する日本では、「洗う」という事に関してはドラム式を使うメリットはあまり無いといえます。
最近は水を温めてから洗うというドラム式も発売されてはいますが、温水を使用すると消費電力が68Wから1190wにも跳ね上がるので節約を考えている家庭では温水機能を使うたびにドキドキしないといけませんね(^▽^;)

 

また、日本では洗濯ものは天日干しが多いというのもドラム式には向かい風です。
ドラム式のたたき洗いだと、柔軟剤を使ったとしても繊維が寝てしまってゴワゴワとした触感になってしまうのです(特にパイル生地を使うタオル類)。

ドラム式を検索した場合に、洗い上がりのレビューが芳しくないのはこういった理由によります。

その反面、乾燥まで一貫して行う場合は縦型よりも優れていると言えます

こちらも毎回乾燥機を使うとなると消費電力を考えた場合はイタイところですね。
我が家の場合は、タオルを天日干ししたあとに少しだけ乾燥機にかけて繊維を立ち上がらせてフカフカにしています(--)気持ちは良いですが、少々面倒です。

 

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縦型とドラム式を比較してみましょう

カタログ

主要メーカーのカタログをもらってきたのでまとめてみました。

 

数字でみる縦型と横型の違い

洗濯機

各種メーカーの10kgタイプの洗濯機を比較したものです。TOSHIBAさんは10kgタイプがなかったので11kgと9kgタイプを記載させて頂きました。(※価格帯は参考までに)

それぞれの単位は、水量(L)・時間(分)・消費電力(w)・音(dB)・サイズ(mm)・重さ(kg)・価格帯(円)

 

節水・節約になるはどっち?

使用水量はドラム式が圧勝です。
環境のために水をあまり使いたくないという場合は、ドラム式を選ぶのが正解です!!

ただ、節約を考えてという場合はちょっとお待ちください!!

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※水道代は各市町村で違うので参考までに!!

我が家の場合、1L当たりの水道料金は約0.22円です。

縦型の場合は平均の使用水量が109Lなので1回約24円。
ドラム式の場合は平均の使用水量が74Lなので1回約16円の水道代がかかります。

縦型とドラム式の平均価格差が75,743円なので、水道代で元を取ろうとすると26年ほどかかる計算になってしまいます。
本体の耐久年数を考えるとちょっと現実的ではない数字になってしまいますね(--)

節水=節約という考えの場合は少し注意が必要です。

 

乾燥機を使いたい

今まで、さんざん縦型を推して来ましたが、乾燥機をよく使うという場合は話が違ってきます。
縦型にも乾燥機能のついたタイプもありますが、ハッキリ言って使い物になりません。

 

ドラム式の乾燥方法

ドラム式の乾燥はヒートポンプ式(2005年に登場し主要乾燥方法に)
湿気を含んだ空気をヒートポンプで除湿して機外へ排出しつつ、乾いた温風を機内へ送り衣類を乾かします。
簡単に言うと、エアコンの除湿+暖房を洗濯機の中でかけている感じといえばイメージしやすいでしょうか?

 

ヒートポンプ式
(イメージ画像です)

ヒーターを使わないので消費電力を大幅にカットできます。
洗濯ものをドラムの回転・反転により大きく動かしながら乾燥させるのでシワになりにくく、低温風を使うので衣類を傷める事なく乾燥できるのも大きな利点です。

 

 

縦型の乾燥方法

縦型洗濯機の主な乾燥方式は「ヒーター式」です。
ヒーターの熱により衣類を乾燥させます。
わかりやすく言えば、ヒーター(暖房機器)の前に洗濯ものを山のように詰み、たまに上下を反転させなながら乾燥させる方式です。

 

ヒーター式(イメージ画像です)

 

これが、なかなかうまく乾きません。80%ぐらいの確率で生乾きです(T^T)
しかも、洗濯槽の底に積まれた状態の衣料をパルセーター(洗濯槽の底の羽根)の回転で衣類を上下に返すだけなのでシワシワになります。
高温になるので、衣類の痛みも心配です。

乾燥機を多用する人が縦型を使う場合は、乾燥機付きの洗濯機を買うのではなく、洗濯機とは別に乾燥機を買った方が良いと思います。

乾燥機の単体の価格は金具等込で60,000円ぐらいなので、乾燥なしの縦型洗濯機の平均価格97,500円に+してもドラム式よりも安く済みます。(※価格は変動します!!)

 

その他の比較

【重さ】

私がドラム式を使っていて、気になる点はまず重さです。
縦型の平均が45kgに対して、ドラム式の平均は約79kgです。一人で動かすことは不可能に近いです。
いざ、洗濯機の下を掃除したいとか、排水溝の掃除をしたいと思っても一人では絶対に無理なのです。
サイズも幅・奥行ともに大きいので、マンションなどの場合は排水溝が洗濯機の下になってしまう場合があります。

私の住むマンションでは年に一度、業者さんによる「排水溝清掃」があるんですが、その時も業者さんに洗濯機のある排水溝の清掃は出来ませんと言われます(-_-;)何気に不便なので、洗濯パンがキリギリの大きさの場合は注意が必要です。

 

【大物の脱水】

長年ドラム式を使っていて、何が不便かと言えば、大物の洗濯が苦手というところです。
同じ10kgタイプの洗濯機でも、容量を守ったうえで毛布などの大物を洗おうとすると、70%以上の確率で脱水途中でエラーになってしまいます。水にぬれた重い毛布などをビチャビチャになりながら浴槽に運ぶという事を何度繰り返した事か!!

床と水平に回転する縦型よりも、床と垂直(実際は斜め)に回転させる方が、水を吸って重くなる大物の場合は負荷が大きいのでしょう。

毛布などの大物を頻繁に洗いたい場合は、ドラム式はオススメ出来ません。

 

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汚れ落ち実験

一般的に縦型の方が汚れを落とし、ドラム式の方が衣類に優しいといわれています。
本当なのかどうか検証してみたいと思います。

実験方法

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(画像は使いまわしです)
いつもの汚れを付けた布を使います。

口紅・・・油性汚れ
卵・・・タンパク汚れ(下着などの汚れを想定)
醤油・・・水性の汚れ
ミートソース・・・色素汚れ
カレー・・・色素汚れ
ごま油・・・油性+消臭効果用
縦型とドラム式でそれぞれ2枚づつ同じ粉末洗剤を使って洗い、その平均値で評価します。
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ウールのニットとシルクの切れ端を使い衣類の痛み具合を検証します。
洗濯機の設定はそれぞれ、洗い6分、すすぎ2回、脱水3分とします。

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我が家はドラム式の為、縦型は実家の洗濯機をお借りしました。年代はあまり変わりませんが、洗濯機の機種・年代・メーカーなどによって、洗い上がりが変わってくるので、結果は参考までに♪

 

洗い上がり

【縦型の場合】

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シルクの布片が行方不明になってしまいました。どれほど探しても見つかりません(--)
測定不能&縦型だと小さな布片は行方不明になる可能性があるといういう事で・・・・・

汚れを付けた布の毛羽立ちが激しいので、やはり布地には負担がかかっている感じはします。

汚れ落ちに関しては、ちょっと感動するぐらい全体によく落ちました♪
やっぱり汚れ落ちを考えると縦型が良いですね~♪

アルカリ性の粉末洗剤を使ったので当然の事ながらニットも全体に縮んでしまいました。
ドラム式と比べるとどのようになるか楽しみです。

 

 

【ドラム式】

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色素汚れ以外は綺麗に落とせています。ミートソースは少し残ってしまいました(^▽^;)

汚れを付けた布の毛羽立ちは縦型に比べると、かなり綺麗なイメージですね。

ニットに関しては意外でしたが、縦型よりも「縮み」も「型崩れ」も大きかったです。
もしかしたらニットはドラム式とあまり相性が良くないのかもしれません(--)

今後、より詳しい検証が必要ですね。これは宿題にさせて下さい。

 

まとめ

天日干しをほとんどせずに、乾燥機を多用する方にはドラム式一択です。

また、夏になると頻繁に断水するという、水源が豊富でない地域の方にも節水という意味ではドラム式がオススメです。

見た目がドラム式の方が好みだという人にも洗濯時のテンションを上げるためにも、好みのものを買うのが良いと思います。

上記以外の人の場合は、価格も高く、洗浄力も落ちるドラム式を使うメリットは無いと言えます。
ドラム式は「洗濯機能付き乾燥機」と考えるのが妥当です。オマケ機能(洗濯)を重視してわざわざ高価なものを買う必要はございません(^^)

 

ドラム式の場合は構造上、奥に水が残ってしまう場合があります。カビや悪臭の原因となりますので、定期的に乾燥機を使って庫内を乾燥させる必要があり、埃の除去なのどの定期的なメンテナンスも必要です。

 

縦型とドラム式のどちらかで悩んでいる人はライフスタイルを考慮しつつより良いタイプをお選びください(^^)

 

長くなってしまいました。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
また次回お会いいたしましょう♪

 

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      2017/05/18

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