リュックは洗濯機で洗える?リュックの洗濯にはおしゃれ着用洗剤よりも “食器用洗剤”が最適だった

ファッション小物

【この記事を読んで解決できること】

・どんなリュックが洗えるか
・リュックを洗う方法
・リュックを洗うのに最適な洗剤

こんにちは、洗濯マニアのハナ(@hana_labnote)です。

遠足やキャンプ、日常使いでも大活躍のリュックって洗ってらっしゃいますか?

洗ったことがないという方も多いんじゃないでしょうか・・

本日はそんなリュックを家にあるものだけで安全にキレイに洗っていきたいと思います。

どこか薄汚れたリュックが買った時のような鮮やかな色に蘇るかも♪

よろしければ最後までお付き合いください。

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リュックは洗濯機で洗えるのか?

洗うのが難しそうなリュックの洗濯ですが、ナイロンやポリエステルなど強い素材を使ってることも多いですし、素材によっては洗濯機で洗えるものもあります。

まずは、リュックに洗濯表示マークがあれば確かめてみてください。

以下のマークがついていたら洗濯機で洗うことができます。

洗濯表示マーク 洗い方 洗剤
洗い40  洗濯機使用可。
中の数字は液温の上限なので、40℃以下の水温で洗えるという意味です。
粉末洗剤
液体洗剤
中性、弱アルカリ性。
幅広い洗剤が使用可能
洗い弱40 洗濯機使用可。
ウール洗いコース推奨です。
おしゃれ着用洗剤などの中性洗剤が使用可能
花王「エマール」、LION「アクロン」など)

 

以下のマークは手洗い推奨です。

洗濯マーク 洗濯方法 洗剤
手洗い

手洗い可。
洗濯機では洗えません
おしゃれ着用洗剤などの中性洗剤が使用可能
花王「エマール」、LION「アクロン」など)

 

リュックは衣類ではないので、もともと洗濯する前提で作られていないものもあります。

なので、洗濯表示マークがついていないことも多いです。

綿などの水に強い素材でも、防水加工がされているリュックを洗濯機で洗うと、加工が剥がれる恐れもありますし、立体的な造形の作りは型崩れの原因になったりします。

洗濯表示マークが付いていない場合は、手洗いにしたほうが無難です。

あと、洗濯機で洗う場合はおしゃれ着用洗剤を使うのですが、おしゃれ着用洗剤は素材に優しい反面、汚れ落ちはよくはありません。

汚れがひどいと感じる場合も手洗いがおすすめです。

 

【手洗いした方がいいもの】
・帆布(はんぷ)やキャンパス地などの綿素材
・紺や赤などの色落ちしやすい素材
・内部にクッション材が使われているもの
・汚れがひどいもの
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リュックを洗う下準備

リュクを型崩れさせないよう、安全に洗うためには下準備が大切です。

色落ちチェック

もともと洗うことを想定していない製品もあるので、水に濡れると色落ちする染料を使っている場合もあります。

指に白い布、もしくはキッチンペーパーなどを巻き付けます。

そこに洗剤を薄く溶いた液剤をつけてリュックに押し当てます。

ここで布や紙に色が移ってしまった場合は、色落ちが可能性が高いと言えます。

洗うのを諦めるか、多少色落ちしてもいいから洗いたいという場合は、他のものとは別にリュック単独で手洗いするようにしましょう。

外れるものは全部外す

リュックに着いている紐や金具など、取り外せるものは全て取り外します。

紐などは結んでいる箇所に洗いムラができてしまったり、洗っているうちに結び目がしまって型崩れの原因になります。

金具をつけたまま洗うと、リュックのボディや洗濯機を傷つけてしまうことがあるからです。

外せない金具が多い場合は、クッション性のある厚手の洗濯ネットを使用してダメージを防ぎます。

溜まったほこりを掃除機で吸い出す

リュックの中のものは全部取り出し、外せるものをはずしたら内部にたまった砂埃などを掃除機で取り除いておきます。

予備洗い・泥汚れ

泥汚れがついている場合は、泥がついた状態で洗わないことが大切です。

実は泥汚れは少し特殊です。

泥は水分を含んだ土のことで、砂よりも粒子が細かいのです。

その泥が繊維の中に入り込んで止まっている状態が泥汚れなんです。

こちらが乾いた付いたばかりの泥汚れ

水で洗うと、表面の大きな泥は取れますが、細かい泥が繊維の奥へ入り混んで頑固な汚れになります。

なので、泥汚れが付いている場合は、洗う前にブラシで表面の泥を落とすことが重要です。

Before After

これは以前Tシャツを洗った時の画像です。ブラシで泥を落としてから洗うと、泥汚れはきれいに落とせます。

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予備洗い・灯油などの油汚れ

灯油など臭いがあるものに関しては、すぐに洗ってしまうと洗濯機に匂いが移ってしまうことがあるので、風通しの良いところで臭いが気にならなくなるまで放置します。

匂いは揮発性なので、風に当てることで消臭できます。

そのあと、食器用洗剤をつけて歯ブラシなどで擦り洗いして、シミになってしまった汚れを落としていきます。

※食器洗い洗剤は手洗いの場合にも使うので、そこでも詳しく説明します。

食器洗い洗剤で落ちないという場合は魔法水を試してみてくださいね。

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金具を外し、予備払いが終わったら実際に洗っていきます。

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リュクを洗濯機で洗う場合

【用意するもの】

・洗濯ネット
・おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)

弱アルカリ性の洗剤のほうが汚れ落ちはいいのですがリュックを洗う場合には中性洗剤を使います。

リュックに使用されているファスナーや金具などに金属製のもの使われている場合、アルカリ系の洗剤を使うと変色の恐れがあるからです。

また市販の弱アルカリ性の洗剤には漂白剤や蛍光剤を使ってる場合はあります。色鮮やかなリュックを洗った場合に色褪せの原因になるので、より安全な中性の洗剤を使います。

リュックの素材がナイロンやポリエステルの場合は他のものと一緒に洗って大丈夫です。ただし、ポリエステルは汚れを吸収しやすい素材なので、汚れのひどいものと一緒に洗うと黒ずみなどの原因になりますので、ご注意ください。

綿や麻は色落ちしやすい素材なので、他の衣類に色移りする可能性があります。判断に迷うようならリュック単独であらったほうが無難です。

リュックの洗い方

① 下準備・予備洗い

洗濯機を使って洗う場合は「おしゃれ着用洗剤」を使いますが、おしゃれ着用洗剤は洗浄力がそれほど強くはありません。手洗いするとき以上に予備洗いが重要になってきます。

歯ブラシなどを食器用洗剤、もしくは固形石けんで擦り洗いして、汚れを落としておきます。

②洗濯ネットに入れて

③洗濯機のウール洗い用コースで洗う。

※脱水時間が調整できるなら設定は1分にします。

リュックを洗う際の注意点

・洗濯ネットを利用する

・乾燥機は使わない

リュック本体や洗濯機へのダメージを最小限にするために洗濯ネットは必ず使います。

乾燥機は、熱により型崩れは金具の変形の恐れがあるので使いません。

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手洗いする場合は食器用洗剤がおすすめ!

【必要な物】

・食器用洗剤
・スポンジ

洗濯機では泡が出過ぎて使えないですが、手洗いでのおすすめの洗剤は食器用洗剤です。

おしゃれ着用洗剤は繊維に優しい反面、汚れ落ちは期待できません。

あまり汚れていない衣類を洗うのはいいですがリュックは汚れがちなアイテムです。床に置いたり、土埃や油がついていたり、めったに洗わないであろうリュックには皮脂汚れもしっかりついています。

そんなリュックの汚れを落とすにはおしゃれ着洗剤では心許ない。

その点、食器用洗剤は食べものの油汚れをよく落とすようになっていますので、リュックの背中部分に付いた皮脂や油汚れもよく落とします。

もともと食器に使うの物なので蛍光剤や漂白剤が入ってるわけもなく、変色の恐れも低いですし、泡切れもいいです。

粉末洗剤、液体洗剤などいろいろ試した結果、食器用洗剤が最も使用感がよかったです。

洗い方

①下準備(予備洗いは必要ない)

②容器に水をはり、リュックを水で濡らす。

③柔らかいスポンジに食器用洗剤を適量とりよく泡立てる。

皮脂で汚れがちな背中や肩紐を中心に擦り洗い。汚れが気になる箇所は歯ブラシを使って擦りおとしましょう。

⑤洗い終わったらシャワーで泡を流します。

⑥脱水は洗濯機でおこないます。設定時間は1分です。

クッションが入っていたり、傷みやすいものはタオルで水気をふく程度にしておきましょう。

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リュックを型崩れさせないための干し方

干し方は洗濯機洗いでも手洗いでも同じです。

手洗いでタオルでふくことしかできなかったものは、滴り落ちつ水が切れるまでは洗濯ポールを使ってリュックを逆さに吊り、水が切れるまで放置します。

脱水した、もしくは水が切れたリュックに新聞紙などを丸めて入れて形を整えます。

新聞がない場合はゴミ袋を膨らましたものでも大丈夫です。

リュックなどの立体的な形状のものは干す時に型崩れしたりするので、リュック本体の形になるように形を固定するのがコツです。

チャックなどは開けておいたほうが早く乾きます。

このように、形を整えながら干すことで型崩れしていたリュックなども形よく仕上がります。

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まとめ

こちらは食器用洗剤で洗ったものです。

汚れもしっかり落ちて、色落ちもありません。

Before After

キレイに仕上がりました。

リュックに使われている素材はポリエステルだったりナイロンだったりと、決して水に弱い素材ではないく、洗濯機で洗えるものも多いです。

ただし、リュックのように汚れがつきやすいものに関しては洗濯機よりも手洗い+食器用洗剤のほうが汚れもしっかり落ちて型崩れの心配が少なくなります。

洗濯機で洗うとしても予備洗いが必要ですし、意外と手間は変わりませんから。

どうせ洗うならキレイになったほうが気持ちいいですもんね。

リュックの汚れや臭いが気になるなぁと思ったらぜひチャレンジしてみてください。

リュックの洗い方の最大のコツは「干す」ことなので、しっかり形を整えて干せば、失敗することもありません。

本日は以上です。お読みいただきありがとうございます。

あなたの楽しい洗濯ライフの参考にしてもらえると嬉しいです。

コメント

  1. marimo より:

    そうです、リュック!
    なかなか洗うタイミングがわからなくて…薄汚れている気がするけど、、、といった感じでした^^
    食器用洗剤はほんと優秀ですね♪
    手洗いが怖くなくなったので、今年はリュックの手洗いチャレンジしてみます~^^

  2. aiai より:

    最近出かけてないけど、山登りするので、勉強になりました!
    山で使うので汚れはさして気にならないんだけど、汗をかくので「洗いたいな~」と思うこともしばしば。
    でもファブって天日干しで過ごしてきたので、洗濯機はちょっと怖いけど、食器用洗剤で手洗いしてみますヾ(*´∀`*)ノ

  3. Nick Ollie より:

    こんなにきれいになるんだー。ほんとリュックは洗わないので、とってもバッチくなってます。やってみます。

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