【ダイソー】スタンダードプロダクツで新発売された「洗濯洗剤」と「柔軟剤」を使ってみた結果

洗剤

こんにちは、おうちクリーニング研究家のハナです。

100円ショップ最大手の「ダイソー」が展開するワンランク上の均一ショップ「Standard Products by DAISO(スタンダードプロダクツ byダイソー)。

"ちょっといいのが、ずっといい"をコンセプトに高級タオルの代名詞とも言える今治タオル、「世界三大刃物産地」に数えられる岐阜県関市産の包丁などなど高品質な商品をお手軽価格で販売することでも定評があります。

そんなスタンダードプロダクツからついに洗濯洗剤と柔軟剤が発売されました。

老舗石けんメーカーと一緒に作り上げた性能、価格、環境配慮などあらゆる観点でオールラウンダーな洗濯洗剤を使ってみたのでレビューします。

スタンダードプロダクツの洗濯洗剤に興味がある方の参考になると幸いです。

よかったら最後までお付き合いください。

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スタンダードプロダクツ『洗濯洗剤』&『柔軟剤』の概要

洗濯洗剤

名称 洗濯洗剤 鈴蘭(すずらん)とすみれ草の香
価格 550円(税込)
洗濯コスト
(水30Lの場合)
約27.5円
内容量 400g
液性 弱アルカリ性
原産国 日本
JANコート 4550480223827
【成分】
界面活性剤18%[ポリオキシエチレンアルキルエーテル、純石けん分(脂肪酸ナトリウム)]、水軟化剤、防腐剤、香料

昔ながらの窯出し製法で作られた洗剤ってことで、自然派洗剤の代名詞「石けん洗剤」なのかなと思っていましたが、成分はポリオキシエチレンアルキルエーテルという界面活性剤を含む合成洗剤です。

【石けんと合成洗剤の違い】
石けんは動物や植物から取れる油脂に水酸化ナトリウムを加えてつくる固形石けんと、水酸化カリウムを加えてつくる液体洗剤のことです。主原料も作り方もとてもシンプル合成洗剤は石けん以外の界面活性剤(異なる性質のものを溶け合わせる性質のこと)を使って作られた洗剤のことです。
だったら環境に配慮した製品じゃないんじゃ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、じつはそうとも言い切れないんです。
シンプルな成分で作らた石けんのほうが肌トラブルも少なくないのは確かです。
ただ環境問題を考えるとじつは大きなデメリットもあります。
たしかに海に流した時に生分解性100%の石けんは環境に良さそうな印象を受けますが、今は下水処理能力が格段に向上しているので、きちんと下水に流した場合は合成洗剤もほぼ無害で海に流せます。
そこで「資源」という面で考えた場合、パームヤシを原料にした石けんは部が悪くなってしまいます。同じパームヤシを原料にした石けんと合成洗剤を比べると、合成洗剤よりも石けんのほうが何倍も多くパームヤシを必要とするんです。
現在はパームヤシからとれる油の年間消費量は年々増える一方で、熱帯雨林をつぎつぎ伐採してアブラヤシを栽培する農園にかわっています。そのことで生態系が崩れることが問題になっていて、石けんは必ずしも環境に優しいというわけではなくなっています。
あと、使用量が多いと単純にコストも悪くなります。
そんな石けんのデメリットを考慮してスタンダードプロダクツの洗濯洗剤は石けんと合成洗剤のいいところを組み合わせて性能や価格、環境配慮などあらゆる観点でオールラウンダーな理想の合成洗剤を作りました。
オールラインダーとはいえ、液性が弱アルカリ性なのでウールやシルクといったデリケート衣類には不向きです。
あと、合成洗剤にすることでコストを抑えられたとはいえ、一回の洗濯にかかるコストは約27.5円。一般に市販されている液体洗剤の平均コストがたいだい20円前後なので(※)、合成液体洗剤の中では高級洗剤と言えます。
高級洗剤に見合う仕上がりかどうか実際に使って確かめます。

 

あと、スタンダードプロダクツからは洗剤に合わせて柔軟剤も販売されています。

ふんわり仕上げの柔軟剤

名称 柔軟剤 鈴蘭(すずらん)とすみれそうの香り
価格 550円(税込)
洗濯コスト
(水30Lの場合)
約27.5円
内容量 400g
原産国 日本
JANコート 4550480223889
【成分】
界面活性剤(エステル型ジアルキルアンモニウム塩)、安定化剤(エチレングリコール)、粘度調整剤、pH調整剤、香料

現在は香り付けが目的になりつつある柔軟剤ですが、スタンダードプロダクツの柔軟剤は香りづけよりも衣類をふんわり仕上げることに拘った柔軟剤なんだそうです。

洗濯中は香りは強めかなと思いましたが乾くとほのかに香る程度。

バスタオルは顔を埋めるとほんのりと優しく香ります。強い香りに慣れている人は少々ものたりないかもしれませんが、私は香りが得意ではないので、これくらいがちょうどいいなと感じました。

洗濯洗剤、柔軟剤ともに香りは3種類

・鈴蘭とすみれ草(フローラル系)
・野草と花のサボン(サボン系)
・森とシトラス(ウッド系)

洗剤と柔軟剤で同じ香りが使えるのは、変に香りが混ざらなくていいですね。

洗濯洗剤でウッド系は珍しいなと思いましたが、今回はフローラルなのに爽やかな香りだった「鈴蘭とすみれ草」の香りをチョイスしました。

では、洗剤と柔軟剤の仕上がり具合を実際に使って確かめます。

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洗浄力・消臭力・柔軟効果の検証方法

3kgの洗濯物と一緒に汚れを付けた布、加齢臭が染み込んだ布、そしてタオルを家庭用の縦型洗濯機で洗います。

すすぎ回数については説明書になにも書かれていなかったので2回おこないました。

洗濯機の設定は13分、濯ぎ2回、脱水2分。

ちなみに別売りでシンプルでかっこいい容器も販売されていました。いずれも税込330円

ランドリールームから生活感が消えるので気に入って使っています。

汚れの種類

汚れの種類 汚れの性質
口紅 油溶性
タンパク質
しょうゆ 水溶性
ボールペン 油溶性
果汁 色素
ウスターソース 水溶性
ミートソース 色素・不溶性
カレー 色素・不溶性
ごま油 油溶性・ニオイ

※汚れの性質の説明はこちら

同じ汚れをつけたものを洗い、その平均値を5段階の星の数で審査します。

★★★★★ 肉眼で見えなくなったら黒星
☆☆☆☆☆ まったく落ちていない場合は白星

★黒星が多いほど、汚れ落ちが良いということです。

今回、夫の加齢臭を染み込ませた枕カバー(培養中w)を消臭実験に使います。

消臭力チェックの方法

夫の加齢臭を染み込ませた布を一緒に洗います。

コニカミノルタ KONICA MINOLTA 世界初ニオイ見える化チェッカー Kunkun body(クンクン ボディ) 本体

ニオイチェッカーを使ってニオイを見える化していきます。

洗ってない布の数値は38

実際は鼻を近づけたくないほど臭ってます。

ニオイチェッカーによる数値と実際に臭った印象によって星の数を決めます。

 1〜6 ★★★★★  洗剤の良い香りしかしない
7〜12 ★★★★☆  気になるニオイはない
13〜18 ★★★☆☆  少し違和感がある
19〜24 ★★☆☆☆  かすかにニオイを感じる
25〜30 ★☆☆☆☆  ニオイを感じる
31以上 ☆☆☆☆☆  ニオイを強く感じる

【ふんわり・肌触り】


タオルを6つ折りにした時の高さでふんわり具合を測ります。

吸水力

柔軟剤を使ったタオルを水に浸して1分の間に吸い上げた水の量で給水力を確かめます。

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プロダクツスタンダードの洗剤と柔軟剤の仕上がりを比べた結果

今回は他の洗剤と比べたほうがわかりやすいかなと、31種類の洗剤を比べた時に液体洗剤の中で平均的な汚れ落ちだった『LION 香りつづくトップ』と比べてみました。

汚れ落ちを比べてみた結果

香りつづくトップ スタンダードプロダクツ
香りつづくトップ 35P スタンダートプロダクツ 40P
口紅 ★★☆☆☆ ★★★☆☆
★★★☆☆ ★★★★☆
醤油 ★★★★★ ★★★★★
ボールペン ★★★☆☆ ★★★★☆
果汁 ★★★★☆ ★★★★☆
ソース ★★★☆☆ ★★★★☆
ミートソース ★★★☆☆ ★★★☆☆
カレー ★★★☆☆ ★★★★☆
ごま油 ★★★★★ ★★★★★
消臭 ★★★★☆ ★★★★☆

スタンダードプロダクツの洗濯洗剤は洗浄力はかなり高め。液体洗剤と比べて洗浄力が高い粉末洗剤に勝るとも劣らない汚れ落ちです。液体洗剤ではトップクラス。

はっきり言って、ドラッグストアで購入できる同コストの洗剤とは段違いに仕上がりがいいです。

消臭力が少々弱いかなと感じましたが、強い香りで誤魔化さずにここまで消臭できるのは優秀です。

タオルは柔軟剤なしでもOK

柔軟剤なし 4cm 柔軟剤あり4.5cm

一般的な洗剤で洗ったタオルって必要な水分まで洗い流されて柔軟剤を使っていてもゴワゴワと固くい質感になることがあるんですが、スタンダートプロダクツの洗剤は柔軟剤なしでもふんわりと柔らかく仕上がりました。必要な水分は残しつつしっかり洗うって感じ。

柔軟剤なしでもしなやかで優しい肌触りです

柔軟剤を使うと弾力が出てふんわりと弾力が出ます。肌にあててもゴワゴワと硬い感じは一切ありません。

驚いたのが柔軟剤を使った時の給水力の良さ。

柔軟剤なし 柔軟剤あり
56.9cc 56.2cc

柔軟剤を使っても給水力があまり変わりません。これは何気にすごいことです。

個人的には柔軟剤はなくてもいいかなと思いますが、しっとり吸い付くような質感よりもふんわり弾むような質感が好きな人は柔軟剤を使ってください

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スタンダードプロダクツ洗濯洗剤&柔軟剤のメリットとデメリット

スタンダードプロダクツ洗濯洗剤&柔軟剤のメリット
・洗浄力が高い
・蛍光剤不使用で淡い色の服にも洗える
・仕上がりの質感に高級感がある
・柔軟剤がなくても柔らかく仕上がる
・洗濯時にだけ爽やかに香る
・柔軟剤を使っても吸水力は落ちにくい

洗浄力の高さは液体洗剤の中でもトップクラスです。弱アルカリ性なのでウールやシルクといったデリケート衣類は洗えませんが、しっかり汚れを落としてくれる洗剤です。

洗濯中は自然で爽やかな香りがするのでも気持ちいいです。

スタンダードプロダクツ洗濯洗剤&柔軟剤のデメリット
・乾いた後に香りはほとんど残らない
・弱アルカリ性なのでデリケート衣類には使えない
・コストが高め
・販売経路が少ない

洗剤、柔軟剤ともに洗濯時には香りますが、乾いてしまうとほどんど香りは残りません。

日常的に香水を使っている人や柔軟剤の香りが苦手な方にはいいですが、しっかり香りを付けたい人には不向きです。

個人的には香りは残したくない派なので、乾くと香りが残らないのは大きなメリットになります。

水30Lで洗った場合、1回の洗濯コストは約27.5円。液体洗剤の平均が20円前後なので、けっして安い洗剤ではありませんが、柔軟剤なしで使っても優しい質感に仕上がるので、普段柔軟剤を使ってる方が柔軟剤なしで使用するとなるとコスパは良くなります。

一般的な洗剤よりも高価な石けん洗剤で洗った時のような優しい肌触りに仕上がり、石けん洗剤よりも手軽に使える点を考えるとむしろコストパフォーマンスのよい洗剤だと感じました。

最大のデメリットは販売経路の少なさだと思います。ダイソーの店舗は全国に4000店以上ありますが、スタンダートプロダクツはまだ50店舗弱。2023年現在ではネット通販もしていません。

近くに店舗がない場合は、購入するのがまだ難しいのが最大のデメリットになります。

使いやすい洗剤ので、もしスタンダードプロダクツの店舗が近くにあれば、一度試してみるのも良いのではないでしょうか?

洗浄力は液体洗剤の中ではトップクラスなのに、衣類を柔らかく仕上げてくれる高級感のある洗剤です。

コメント

  1. ash より:

    プロダクツスタンダード、全体にデザインがおしゃれですよね。
    洗剤まであるとは気が付きませんでしたが、いろいろ考えられた商品なんですね…、企業意識高くてびっくり!
    一時期洗濯粉せっけんで洗っていましたが、しばらく置いておくと特有の石鹸かすの残りの臭いが気になり、今ははなさんが以前オススメに上げてたアタックゼロを使っていますが、
    環境的には石鹸の方がいいとずっと思ってました。
    石鹸と洗剤、どちらが環境にいいかは知らかなった~。勉強になりました。

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